short | ナノ
※会話文のみ※




「……なあ」
「んー……?」
「いつまで携帯いじっとるん?」
「んー……、ッぶは!」
「……っだああもう! かわええ恋人をほったらかして一体何やってんねんッ!」
「、あ……ちょ!!」


「……」
「……」
「……みょうじ、」
「……なに」
「うそこメーカーて……ちょお、古ない……?」
「第二次ブームってやつ? 俺前のブームに乗り損ねたし」


「まあええ――……で、なんで人の名前勝手に使うてんのや」
「いや、俺んは飽きたから。白石はどうかなと」
「……つか、これ何なん!」
「いやあこれ適当なはずなのにお前にぴったりでさ(笑)マジ大爆笑」




――――――――
神話メーカー


打撃の神
白石蔵ノ介ヌス
父:敬語の神デスマス
母:快楽の女神エクスタシス
崇拝している人間の数
6万人

聖地カゴシマルタにて、敬語の神デスマスと快楽の女神エクスタシスの間に生まれる。
幼少期は快楽都市キモチエーポスで大人をも論破する知的な子供時代を過ごす。
氷の神パラヌスと恋に落ち、銀行の神オルバメトスを授かる。
ある時、屈伸運動で偉い神様の杖を折ってしまい岩と岩との間に挟まれぺちゃんこにされた。

――――――――




「エクスタシスって……っく、ちょ、もっ……無理ッ……あはははは!」
「〜〜〜〜ッ、笑い過ぎや……!」
「いや、だって……マジない……っぶふ!」
「……みょうじの、アホーーッ!」
「! 、だッ――!!?」



***



「……白石ー……」
「……(プイ)」
「ごめんってばー……」
「知らん!」
「なあ、機嫌直して?(ぎゅっ)」
「……(つーん)」


「うー……白石ぃー……(ぎゅううっ)」
「……っ、(絆されたらあかん……!)」






暫くこんなやり取りをみょうじの部屋でしてました、まる。


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