用語集

椿院:椿原をいい意味で牛耳っている巫女椿の血筋。怪異と現世の適切な距離を保っている。
花暦:椿院が作った組織。真宵と鐵は花暦に所属しており、桜汰たち戦闘員がダウンさせた怪異を死後の世界まで連れていく。獄卒(瑠璃、神酒)が看守なら真宵と鐵が警察(逮捕担当)。
禍津の怨魔:巫女椿が自らを犠牲にして封印した空亡の異名。
カザシロ:風代。椿原一帯の歩き巫女の別名・方言のような言葉。各地を旅して困りごとを解決していく様子が風のようだから、風のような(神様の)依り代という意味でこう呼ばれた。
御花弁:椿原、御空町周辺の方言。
花読み舟(花黄泉舟):モデルは三途の川の渡り船と六文銭。用意された六つの花(仏花+椿)を一つずつ数え、花と共に舟に横たわる。そのあと、別室に移動され、お香で眠らされる。眠らされた贄役はもう一度舟に寝かせられ、舟を解かれ、水に沈んでいく。
勿忘石:他者の記憶を奪いとる石。桜汰はこれでお見送りがバレないようにしている。
神成町:かみなりちょう。御空町より南、椿原市がある県の南に存在している田舎町。空亡を対象とした人身御供をしていなかった地域だったが、最近になって空亡云々の余波を受けて独自の儀式をするように(ヤツガミサマ)。電力発電が盛ん(?)。立夏の実家がある。
ナオナル島:ローズの故郷。ハワイ語のさざ波+波。
大華小国:ユウアンの故郷。某国の近くに存在する(※架空)小さな国。
朱欒高等学校:棗が通学していた都心の中学校。
八風神社:やっぷうじんじゃ。充たちが住んでいる。元々は"厄封"神社と呼ばれていた。ヤツガミサマや八風神社の"ヤツ"と"八"は、それぞれ"ヤク"が時代と共に訛り、変化したものである。"八"は"厄"で"ヤツ"は"約"。ヤツガミサマは"平和や安寧を約束する"意味を持ち、八風神社は災厄を封じた場所という意味を持つ。元々は同じヤクという言葉から派生したもので、どちらもそれぞれの"ヤク"を神、もしくは神に匹敵する存在に頼むためのもの。八風神社の場合は、元々は空亡を封じ、恐れ畏む存在として祀ったものである。
灯花街:幽世にある区分。伊鞠の別荘がある場所。

椿堂:通称ツバキドー。椿原では有名な化粧品店。"寄ってらっしゃいツバキドー、見てらっしゃいツバキドー、花化粧ならツバキドー"。
超ヒットバー:ムイトーが発売している棒アイス。"ヒット、ヒット、大ヒットならぬ超ヒット! 超ヒットバー、大好評発売中"。多分超の文字がぐいーんとアップする。幼い男の子が齧っておいしー!ってなってる。
ファイナルクエスト:国民的RPG。主人公の名前はティグリス(虎)。
メロンブーケの乙女:種子島ライチ(花氷茘枝のペンネーム)が執筆した小説。種子島ライチは七海音が読んでる妖怪関連書籍の作者でもある。
市産市消ポテチ:椿原市産の材料使用ポテチ。
レストランこばと:有名なチェーンファミレス。椿原店でルーシオがバイトしている。
文冬:大衆向け雑誌。
マメテレビ:棗がよく出入りしているテレビ。
dream monster!:略してドリモン。夢に出てきた魔物が地球に現れ、その魔物たちを封じたカードで争う子供たちの物語。現在、日曜朝八時半に放送中。主人公の名前は烈碁ユメト、ライバルの名前は來馬空琉、ヒロインの名前は花ヶ院チヒロ、ラスボスの名前は失夢王アクレス・ヤーク・デヴィバス。柊が作中に出てくる悪役、怪盗ホーリーの声優をしている。ユメトは女性声優が担当している/空琉が闇堕ちして畢巳が興味持つ展開がある(?)/チヒロも闇堕ちして大きなおともだちたちの話題になる。闇堕ち洗脳その他諸々の展開に、ネットだとスレが賑わっている。
メイちゃん人形:女子層に人気のお人形。
花の綾:椿原で生まれた米の品種。
やたわどり(八咫和鶏):椿原市のブランド鶏。
Honey&Wing:通称ハニウィン。火宮龍眼、百(名字未定)、花氷棗、朝月あけび、緑藤ささげの五名で結成されているアイドルグループ(?)。
あめがしどこ:50年前に存在していた駄菓子屋。ここで小春たちは麻樹に"紅ふぶき"というみぞれアイスを奢ってもらった。
choco yoco:"ちょっと寄ってこう"を謳い文句にしているデパート。七海音の父親が経営している。
yocca:ヨッカ。choco yoco他で使える電子マネーカード。
caprice:アンリが経営しているカフェ。
etoile:椿堂を椿原市や椿原がある県に多数展開している化粧品会社。
bixivi:イラスト投稿サイト。
季花こよみ:椿原市公認のネット配信者。正体は浦見橙乃。


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