大助×万桜

「そんなに男だって信じられない? じゃあ、見る?」

 すすす、と上げられていくワンピース。太腿あたりまで上げられたところで、狐極道の一人がツッコミを入れた。なにをだよと。

「下半身」

「ち、ちょっと、大助! だめだよ! さすがにだめだってば!」
「どうして?」

 そうしててんやわんやしてるうちに、万桜が僕につけられた枷を外してくれた。

「見せるわけないでしょ? だって貴方たちは万桜じゃないもの」


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