晴馬×莉々
「――うん。じゃあね。莉々ちゃん、夜道は危ないから気をつけてね」
「なによぅ。莉々、そんなに危なっかしくないもん!」
笑い合いながら別れを惜しむ。その会話の中に"またね"の言葉がなかったように思えるのは気のせいだろうか。
じゃあねよりもまたねの方が、また彼と会える希望を抱けて嬉しいのに。
[
前
][
目次
][
次
][
小説TOP
][
TOP
]
[
しおりを挟む
][
感想フォーム
][
いいね!
]
- ナノ -