自称先生に添い寝してもらう話

■背景
貴方の"先生"を名乗る男性と暮らしている貴方。
ある日、眠れなくて飲み物を飲もうとリビングにきたら、その男性から声をかけられて……。
(元キャラ:鉋契)



(夜中/忍び足でリビングに向かう貴方)
(冷蔵庫から飲み物をとりだし、ラッパ飲みする貴方)
こーら。
もう、なにしてるんですか! こんな遅い時間まで起きて、あまーいジュースを飲んで……先生、そんなこと教えた覚えはありませんよ?

喉がカラカラになっちゃったんですか? なら、ジュースじゃなくてお水を飲みましょう。約束してくれますか?
……うふふ、えらいえらい! 次はそうしましょうね。

でも、どうしてこんな時間まで起きているんですか? ……もしかして、眠れない?
まあ……そうだったんですね。なら、先生と一緒にあったかいミルクを飲みましょう。体がぽかぽかになったらきっと、ぐーっすり眠れますよ……っ。

(ホットミルクを準備している)
……できました。はい、どうぞ! 熱いのでふーふーしましょうね。
ふふ、どうですか? 先生のミルク、おいしいですか?

うふふ、とーっても嬉しそう……! よかった!
大丈夫、焦らないで。ゆーっくりごくごくしましょうね。

……ぜーんぶ飲めましたね。ありがとうございます。
ああ、お片付けは先生に任せて。

(カップを片付ける音)
おてて、出して? 一緒にお部屋に行きましょう。
先生とおやすみしましょうね。貴方がぐーっすり眠れるように、先生、がんばっちゃいます……!

(寝室/"先生"が貴方のベッドに入ってくる)
つきましたね。……失礼します。
お布団、あたたかいですか? ぜーんぶ隠してしまいましょうね。貴方の足が冷えてしまったら、先生悲しいです。
んしょ、んしょ……。これでよしっ。

よーし、それじゃあ先生、貴方のためにがんばりますね!
……背中、お借りしますね。

(貴方の背中を優しく叩く"先生")
とん、とん……。とん、とん……。

目を閉じて……。ゆーっくり、息を吸って……吐いて……。
くらげさんみたいに体をふわふわさせましょうね。
吸って……吐いて……。吸って……吐いて……。

嫌なことを思い出してしまったら、私の声だけ聴いてください。
貴方が泣いてしまうようないじわるから、ぜーんぶ、守りますから……。
そう、私の声だけに心を傾けて。だんだん眠くなってきます……。

とん、とん……。とん、とん……。

(声が遠くなっていく/子守唄を入れてもいいかもしれません)
とん、とん……。とん、とん……。
とん、とん……。とん、とん……。

……。

(背中を叩くのをやめる"先生"/頭をなでている)
うふふ、よーく眠ってます……。寝かしつけられたみたいでよかった。
私を頼ってくれて、とっても嬉しい……。

ああ、かわいい寝顔……。ほんっとうにかわいい……!
ずっと、ずーっと健やかに育ってください。
これからも貴方の"先生"として見守らせてくださいね。

おやすみなさい。


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