#2 ■照れろ〜っ!! クロエ「ま、ま……待ってっ。えっと……あの……僕も同じ気持ち、で……えへへ」 ユヅル「……。こういうこといわれ慣れてないからびっくりしちゃった。……えっと……うー……そんなに見つめなくってもいいと思うよ……」 モモ「え〜〜っ、そんなに褒めたってなんも出ねーって! いや〜、だってここなんもないし。そういうのは脱出してからで……うあ〜〜っ、照れるからやめろ〜〜!!」 イノリ「ひぇっ!? あー、あはは、そうだね。うん、うんうん、ちゃんと聞いてる。……な、なんかここ暑くない? 気のせい?」 コウ「(ぽぽぽっ)ひゃ〜っ、そないなこといわれたら照れてまうやんか〜っ。クロエはんのぷれいぼ〜い! ワイの照れ顔SSRやで、商売崩れさせんといてぇ……」 ロク「は、はあっ!? 変なこといわないでくれる……!? いつもと微妙にキャラが違う? きみがそういうこというからでしょ。ち、ちょっとクロエくん、顔近っ……くそ……」 アキギリ「当然よ、私はできる女だもの。クロエさんって審美眼があるわね。……ふふ、ありがと!」 シュウイチ「………………うるせぇ……。や、違っ――〜〜っ!」 ソアラ「……えへへ」 アオイ「えっ、えっ? ひゃああ……。クロエさんてば褒め上手だな〜! こんなお姉さんをからかって……"めっ"だぞ!」 ■ソアラ/アズサ/アオイ(第五章) 「天国にいっても帰ってきても、おねえちゃんに好きっていって。"約束"」「えっ」「してくれないと泣くっ」「えー……ああ……っ、ええ。必ず」「……ふふん! 満足!」※(本編後)「あーっ!!」「ど、どうしたのソアラ?」「アズサおにいちゃん、約束したよね。守って!」「え? 約束って――あ゛」「今いって! 思い立ったが吉日!」 ■ユキ/ユヅル/デスメエ/クロエ(第四章) 「灰田さんは裏切り者じゃない! 裏切り者は黒宮クロト! そいつは――」※(ユキを貶めるような即席のメエメエゲームのあと)「……うるさいっ!! うるさいうるさいうるさい!! 黙れ!!」「メエ、メ゛」「ユキを馬鹿にするな!! ユキをっ……ユキを……!!」「ユヅルくんっ、デスメエ、もう粉々だよ……!」(フライパンが折れる音)「――う、う……うわあああ……!! あああ……!!」 ■ロク+アキギリ 「あんたほんと暴力女……もうちょっと誠実さとか慎重さをさ……」「は? 慎重さとかないわようるさいわね黙っててくれる」「(な〜んかどっかで)」「私こそが正義」「(聴……いたぞこれ!!)」 ■好意的(男子勢) ユヅル「おはようクロエさん。……うん? ううん、なんでもないよ。ふふ」 モモ「クロエさーん! 復活配信の練習につきあってくれない? 社会復帰練習にもなるしさ。いーだろ? ……へへっ、やりー!」 コウ「クロエは〜ん、たすけてぇ〜!! (がしっ)うっうっ、急にデストラップがあ〜……あ、"デス"やないけど。でもびっくりした〜、あー、クロエはんの近くにいると落ち着くわ……」 ロク「クロエくん、モテモテだね〜。じゃあ僕もひっついちゃお。えーいっ。……ふふっ!(あー、困ってる顔見るの楽し!)」 シュウイチ「あ!? な、なんだよ! ええ? ……そんなことで泣くんじゃねぇ。あー……まあ、なんだ、がんばったな(がしがし)」 シオン「クロエにいちゃん、あそこまだ探索してない……ん、だけど、今忙しそう? じゃああとで一緒に見て回ろう。ん、約束」 アズサ「……。あ、ああ……すみません、まじまじと。……いえ、なんでもないので……。……ええと。貴方が生きていてよかったと、そう、思っていただけです。それだけです」 ■アズサ/ソアラ/ロク 「俺がアオイさんとつりあうわけがないじゃないですか」「え? なんで?」「……いや……クロトに、協力を……アオイさんを見殺しに……えっ?」「わたし"が"おねえちゃんとアズサおにいちゃんのこと応援してるのに? "そとぼり"を埋めてるのに? おねえちゃんも気にしてないよ。なにを"ちゅうちょ"することがあるの……?」「あの」「クロトおにいちゃんにも協力してもらってるんだよ、だってアズサおにいちゃんかっこいいしちゃんとしたおしごとしてるしユーリョーブッケンってやつだよね。誰も気にしてないなら全然いいと思うんだけど」「アオイさん助けて!!」※「よくこんなに口が回るね……」「だって応援してるもん。リョーカタオモイなのにじれったいよ」「ガキってこういう話に興味示すよね〜。学校でも恋バナ談議してんの?」「うん。……そんなわたしに協力するクロトおにいちゃんも同類だよね?」「……」「"だって面白いし"」「僕のセリフとるなよ」※「や〜〜、あのアズサが百面相するのがウケてウケて……あははは」「……わたし、クロトおにいちゃんのことも応援してるよ?」「うん??」「アキギリおねえちゃん……」「なんであの暴力女が出てくるんだよ!!」「クロエおにいちゃんとイノリおねえちゃんのことももどかしいし」「……それはまあ、わかる」「わかる? わかってくれる? そうだよね、クロエおにいちゃんドンカンなんだもん」「ほんと恋バナ好きだな……」 ■クロエ+ロク 「でもきみはいってた、複雑なプログラミングは勉強中だから難しいって。髪色を変えられないなら考えられることは一つ――ヅラ!!」「あ゛?」 ■ソウ+シュウイチ 「シュウイチさんに妹がいたら絶対かわいがってますよね。やーいシスコ――だだだだ」「いねーーしいたとしても死――」「あ」「……すまん」「アタシのほうこそごめんなさい……」「いやだから、ちが、あ〜もうっ!!」 ■イノリ/クロエ/ロク 「うーん……」「イノリ?」「あっ、クロエ。……私最近太った?」「? 普通だと思うけど」「むー、パフェの食べすぎかなー」「そりゃ毎週レストランに行ってたら太」(ストッ)「(ギリギリ飛ばされた吹き矢に唖然とするロク)」「でもさ、パフェは0カロリーだよ。太るなんておかしいよ」「そんなわけないでしょ!?」「そうだよ、どんなものにもカロリーがあるよ。でもおいしいからしかたないよねえ」「ねー!? そうだよね!」「さっきから会話が支離滅裂なんだけど!」 ■ソアラ+ロク 「(はっ! おねえちゃんとアズサおにいちゃんが"いいふんいき"になってる……!)う〜っ、じれったいよ、わたしちょっと"もっといいふんいき"にしてくる!!」「ソアラちゃんステイ!! ちょっと!? ステイ、ステイ!!」 ■イノリ/ユヅル/ロク 「私とクロエが仲良くなるにはパフェだよね。よし! じゃあ三人でパフェ食べにいこう! 毎日!」「……ぼくとクロエさんも仲良くならない?」「……でも、いいの!」「そっかあ」「太るよ」「パフェは0カロリーだよ」「そんなわけないでしょ!」 ■ソアラ/ユヅル/ロク 「わたし、クロエおにいちゃんとイノリおねえちゃんのことも応援してるから……ユヅルおにいちゃん、サポートしてくれる?」「いいよ」「カプ厨すぎてウケる」「クロトおにいちゃんも協力してるのにそういうこといわれても」 ■ソアラ「○○おねえちゃんのことどう思ってますか!?」 クロエ「えっ、イノリ? ……? いつも一緒だからなあ……あ、この間パフェ食べにいったよ。そういうことじゃない? え、えっと……?」 ユヅル「……。幼馴染だなあって。……(微笑んでいる)」 モモ「えー? かわいーよな。ちゃんと雑誌とか見て努力してるんだろうなーって思う。あ、おれも雑誌見るから話合うかも! えーと、あとは……あー、ははは……(てれてれ)」 コウ「ヒフミコはん? ええひとやねー! あんなあ、笑顔がかわいくってなあ、めっちゃ頭ええし尊敬する! あとなああとなあ……」 ロク「わかりきってることでしょ。誰もが恐れる暴力お――」「あ゛? 今私の悪口いったわよね」「げえっ! あー、ソアラちゃんまたあとで! おやつ奢るから〜!(脱兎)」 シュウイチ「うるせーやつ。ガキ。……まあ、そういうところが賑やかしになってよかったが……なんだその顔。にやにやしてなんなんだ」 シオン「……」「あ、シオンくんは大丈夫だよ」「ソアラの好きなところいえばいい?」「(ぐむ)」「なんでそういう顔するんだよ〜」「むー。わかってるくせに……」 アズサ「な、なんでそんなに食い気味なんですか? 顔近っ、いう、いいますから離っ……す、好きですよ! 好っ……具体的に!? え、ええ、ええと……(ぐるぐる)」 ■ロク+ソアラ 「ほんと恋バナ好きだね」「だーいすき!」「自分の姉限定ですっごいぐいぐいくるじゃん」「ふふん、応援してるからね。たくさんたくさんお話聞くの」「応援ね〜……」 ■ユヅユキ+クロエ 「(きゅっ)」「……」「あ、ユキちゃ……えっと……」「おはよう灰田さん。……ユヅルのことは気にしないでいいから」「でも、どうしたの? そんなにくっついて」「朝からこうで……理由を聞いても教えてくれないのよ」「(すまし顔)」「……嫌なことでもあった?」「(ぎゅっ)」「えーと……」「夢を見たから」「夢」「うん。だからね、こう。駄目?」「駄目じゃないけど……恥ずかしいわ。それに夢って、……(察し)」「(ぎゅ〜っ)」「……夢は夢よ。ねえ灰田さん?」「えっ。う、うん」「うん、だってユキはここにいるもんね」「……わかってるなら離れて」「いや」「灰田さん……」「僕にはどうしようもできないよ〜……」「ええ、わかってるわ。そうよね……」ユキが死んだときの夢を見たから ■ロク 「君だけは生かしといてあげる。どんな事態に陥っても、必ず、君だけは」「怯えた顔、かーわい……でも、見たいのはそれじゃない。笑っててほしいんだ」("あなた"へ) 「お前が間違いを犯さなかったら素直に好きでいられたのに……!」(クロエへ) ■ロク 「あは……その顔だよ! 最高! 何回ループしたって同じ顔を見てやる。好きだよ、大好きだよその泣き顔……!」「最低。最低。最低。……僕の気持ちを踏みにじって……」 ■ロク 「ほんと、いつもへらへらして能天気でバッカみたい……痛い目見るって知らずにのこのこ近づいてきてさあ。少しは警戒心持ったら? あーあ、無様だね、僕のこと信じて騙されて。クロエくんってお人好しなんだね〜。本当に……本当に……なんでそこまで、人がいいんだよ……!」 「……はっ……あ……!? なっ……にいってんの、馬鹿じゃないの。急にそんな脈絡もなくなんなの、ばか、近づくな、寄らないでよ……! …………そういう、とこがさぁ……なんでこんな、最悪……。……いつもこんな話だけできれば、いいのに」(好きっていってみた) ■ロク×アキギリ(五章) 「さすがにあんな明るい子がいなくなるとみんなしょげちゃうね……アキギリさん以外は。なにやってんの」「探索の準備に決まってるけど?」「平常運転すぎない?」「いちいち落ちこんでいたらみんなお陀仏だわ。死なされたひとたちのこと無駄にはしたくないもの。絶対黒幕をとっ捕まえてやるんだから。だいだい私とあんた以外みんな腫物状態よ。他に誰がやるっていうの」「それはまあそうだけど〜」「それに、そんなこというあんたが平然としてる理由がわからないんだけど」「……。だって慣れちゃったもん。ほんと、"いちいち落ちこんでいたらみんなお陀仏"ってやつだよね」「……」「うんじゃあいこっか。早く脱出したいもんね」「あんたねえ」「うん」「……泣いたり怒ったりっていうのが普通なんだから、できるんだったらそれしなさいよ。塞ぎこむのはよくないわ」「なにいってるかわからないけどわかったっていっとくね」「あ〜〜あんぽんたん、あんたほんとそういうところよ!」 [前][目次][次][小説TOP][TOP] [しおりを挟む][感想フォーム][いいね!] |