カイガ 名前:十時カイガ(十時絵牙) 本名: 所属・職業:Jエリアガーディアン(戦闘部門) 性別:男性 一人称:ワタシ 年齢:30 容姿:白髪紫目(天然パーマ+一つ結び) 性格:雰囲気ふわふわな年長者。素で常人には考えられないようなことをすることがあり、いわゆるヤンデレ。対象を物理的に傷つけるタイプではない。心配性で過保護。 身長:190cm 体重: 誕生日: 出身地・家柄:上層出身 武器:キャンバス 好きなもの: 嫌いなもの: モチーフ:運命の輪-絵本/塗り絵 ■呼び名 レイ:レイさん ロロ:ロロくん ハジメ:ハジメくん コマコ:コマコくん ミオ:ミオさん オウシロウ:オウシロウくん イスズ:イスズさん ロクロウ:ロクロくん ナナミ:ナナミくん ロタ:ロタくん ノボル:ノボルくん ガク:ガクくん ジュウザ:ジュウザくん レジー:レジーくん タイヨウ:タイヨウくん カイ:カイくん 戦闘部門最年長。力の特性上絵を描き続けなければならないため、よく自室にこもっている。上層出身。 下層の花が自生する区域で、近所の子供たちと一緒に絵を描きながら過ごしていた。そこにアバンナドールが出現、避難後に子供たちがガーディアンに連絡するも、カイガは絵を描くために部屋にこもっており気がついていなかった。アバンナドールに気づいたときに見たものは、自分の好きな景色を必死に守るレイの姿。ボロボロになっている少女となに一つ変わっていない花畑――感銘を受け、カイガの力が発現する。アバンナドール退治後、茎が切れた花一輪を手に「ごめんなさい、大切な花畑、守れませんでした」と項垂れるレイに強い興味を抱くようになる。 その後、戦闘部門にて怒涛の日々を送る中でレイへの感情を拗らせていく。きっかけは憧れや嫉妬だった。弟のロロや幼馴染のオウシロウ、レイともよく話していた子供たち。彼らはいつでもレイに会えて交流ができる。ワタシもいつだってレイさんに会いたい……! それができないのなら、せめて一方的にでも見守っていたい! そう思ったカイガは休暇をとり、レイに会いにいく。レイに"プレゼント"をしようと思い立ったのだ。彼女は頬を染めて喜んでくれた。カメラつきの熊のぬいぐるみ。これがあれば彼女に危機が降りかかってもいつだって駆けつけられる。見守っていられる。交流はできないけれど自分から見ることはできる。 そうして歪ともいえる愛情を募らせていたカイガのもとにレイがやってくる。レイ、ロロがガーディアンとして配属されたのだ。対象が近くにきてくれたのなら、監視ともいえる異常行為は終わらせたっていいだろう。しかしそうはならなかった。 募りすぎた愛は彼の頭を手遅れにさせていた。異常行為を実行することに躊躇しなくなっていた。日常的に行われていた隠し撮りと盗撮は、レイの全てを把握して愛を捧げるための手段と化していた。近くにいても万が一があれば大変ですから。そんな考えを胸に、今日もカイガは監視行為を続けている。とどのつまりヤンデレ。 ある日、観測部門の事務としてツルミヤが配属された。戦闘部門に顔を出したツルミヤを見、自室に引っこもうとするカイガをツルミヤが捕まえる。ツルミヤ曰く、"十時カイガ"は偽名であり、ツルミヤは彼に仕えていたらしい。 遊波家はガーデンの治安維持をしている血筋であったが、表立って行動しているわけではなく、下層の環境改善とアバンナドールの性質解明と退治を主としている。なら上層はどの血筋が担当しているのか。その血筋がカイガの家であり、カイガは"王族"であるとツルミヤが告げる。ツルミヤの血筋こそ十時家であり、十時家は"王族"の護衛をしてきた血筋であるのだと。 ツルミヤは自分を連れ戻しにきたのか。レイと同じ目線でいられなくなる心配をしたカイガだったが、ツルミヤはあくまでカイガの護衛ができればそれでいいらしく、連れ戻しにきたわけではなかった。それどころか、上層での仕事は疲れるので事務員としてがんばりたいという。 血筋のことが明かされてしまったカイガだったが、レイたちは"カイガ自身"を見てくれている。彼女たちの変わらない姿を見てカイガは笑顔になった。この愛おしい生活はまだまだ終わりはしないのだ。 力の副作用により感情が暴走することがあり、そのときはレイとの存在しない思い出話を喋りだす傾向にある。暴走時はレイとつきあっているといった発言をするが、本来のカイガにとってもレイにとってもまだつきあっていない認識。 レイやレイの大切な人を心配し過保護になるところがある。これにより誰かを加害することはないし、基本的に他者に対して攻撃的になることはないが、心配が極まると"危険から守るために"監禁等の手段に出ることがあるかもしれない。そこに独占欲や執着といった感情はなく、ただひたすら対象が無事に生きて笑ってさえいればいいと願うのだろう。 自身がしないような病んでしまった人間がしそうな行為に興味を持ち、レイにそういった行為を働いていいか問うことがある。変なところで誠実、監視等の異常行為に出ることを除けばごく一般的な良識を持っている。レイ以外にも興味を持ち交流することも多々。 オウシロウとはある意味仲がいい。ガクとよく話す。ふわふわした癖毛持ちで、たまに絵の具がこびりついている。肌白で細身。 [前][目次][次][小説TOP][TOP] [しおりを挟む][感想フォーム][いいね!] |