■解説
0:00:麻樹からの奇襲に驚く小春。攻撃を受けとめ向かいあった二人。
0:05:「笑っちゃうね、俺だって本物なのにさ!」自分のアイデンティティに縋りついている麻樹。
0:09:義父である京と瓜二つな他人(=麻樹)が現れて困惑している小春。
0:13:自分と同じ見た目と記憶(一部)を持つコピー体である麻樹に複雑な感情を抱いている京。椿院麻樹は京の生前の名前なので、その名前を名乗られていることにも複雑な気持ちを抱いている。
0:17:麻樹に驚いている伊鞠。伊鞠は生前の京と友人関係にあった。
0:21:京に圧をかける麻樹と、麻樹と関わる中でなんともいえない気持ちを燻らせていく京。京としての記憶もある(優が死んでしまった記憶を持っている)+本物だって信じていたのに京がいるから死んじゃったようなものだ。




「まあ、全部嫌になったわけじゃないよ。きみにも京先生にも会えたしね。二人を殺してなりかわれたらなあ。――えっ。うそうそ、冗談だよ。五十年の空白があること以外、違いはない。あのときのこと、同じように思い出せる。消化できない執着を抱いた、優を加害者にはしないって誓った。……でも」

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