■解説
0:00:飾りで顔を隠している天獄と、飾りを外し顔が見えている天獄。天獄はひっそりと信仰されていた邪教の主として祀られていたが、兄を殺されたことをきっかけに教団関係者全員を殺して回った。"日本滅ブベシ"(ねもどり天獄だと教団関係者限定だけど元ネタリスペクトなのでこの文言にしています)。みんないなくなっちゃった。
0:08:殺された兄が肥やしとなった呪物、両面宿儺が入った箱を見つける天獄。でも、おにいさまをきずつけるのはわるいこがすることでしょ?
0:14:両面宿儺を愛おしそうに抱きしめる天獄。歌詞の"君"部分に"おにいさま"という文字列が入っている。
0:32:幼少期。誰かの話し声を耳にし、声が聞こえてきたほうを覗き見る天獄。おはなしがきこえてきたの。こわいこえだった。
0:35:兄が当代物部天獄を殺しているのを目撃してしまった天獄。幼かった彼は兄と"前代"物部天獄を見わけられず、なぜ兄が二人いるのか疑問に思う。おにいさまがおにいさまとけんかしてて。
0:39:驚く天獄。どうしてけんかしてるの?
0:42:主を引き継ぐまでに成長した天獄が事情を知り、それに抗えず兄を殺してしまう。亡くなる直前、兄が天獄に"天獄の本当の名前"を教える。
0:46:当代物部天獄になるまで大切に育てられ"すぎた"天獄が、花瓶を割っても叱られなかったことで違和感を抱く。ずっとずっとおこられなかった。かびんをわって、へんだなっておもった。
0:54:当代物部天獄となったあと、喜びをわかちあう教団関係者たちに怒りを覚える天獄。なんでそんなにうれしそうなの?(おにいさまがいなくなったのに、ひとをころしたのに)
0:58:教団関係者全員を殺そうと決意した天獄。

ねもどり物部天獄は代替わりする称号のようなもので、前代物部天獄(天獄だと兄)を殺すのは儀式の一環。
成長して儀式の詳細を知って逃げたいと思っても、天獄は逃げられなかった。そして儀式として兄を殺してしまった。
儀式が終わり、新しい物部天獄が生まれたと喜ぶ邪教関係者たち。それを不快に思った天獄は"邪教滅ブベシ"とばかりに全員を殺して回った。
そのあとに代々の儀式の犠牲者でできた両面宿儺を見つけ、その主人格のようなものが兄だと理解した天獄は"兄"と一緒に邪教以外の世界を見る旅に出る。が、事情があるとはいえ目立つような人殺しをしてしまった天獄は椿院家から警戒され、保護対象に選ばれてしまった。

2018年になり、"保護"が解け再び動き出した天獄を見つけるように通達を受けたタマ。部下であるみどりに協力を願おうと考えていた同時期、みどりは近くをうろつく天獄と出会っていた。

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