■解説
0:05:ルーシオ、ローズ、ナイアー。ルーシオは二人から、十年前に亡くなった(と勘違いしている)妹のルビアのクローンの"処理"を任されている。

ローズとナイアーの息子/娘がルーシオとルビア。
ルーシオはルビアのお兄ちゃん。
動画最後のセリフで登場する小妹(アル口調のセリフ)は、ルーシオたちに引きとられたロボット。
ローズとナイアーは身寄りのないこどもたちをお世話していて、扱いを平等にするために家族もお世話しているこどもたちもまとめて同じ名字を名乗ることをお願いしています(クルルシエル姓)。

余談ですが、莉々もクルルシエル姓です。
莉々はローズたちにお世話されていた身寄りのないこどもの一人でした。

0:15:ルーシオを追いかけるルビア。ルビアから遠ざかろうとする彼が不思議でならない。
0:21:ルビアの様子に思うところがあったようで、彼女の頭をなでるルーシオ。
0:26:きみに回…動画に出てきた家族写真とルーシオの銃。ずっと気をはっていなければならないルーシオ。

十年前、火事でルビアを亡くしたと思いこんだローズとナイアーは、なにをしてても娘を取り戻すと決意しました。
取り戻す手段としてとったことは、ルビアのクローンを作りだすこと。
クローンをルビア本人だと見立てようとしましたが、長い間上手くいかず、ルビア本人とは違う特徴を持つクローンばかりが生まれてきました(Imitationのイツビもルビアクローンの一人)。
違う特徴を持つクローンは失敗作とされ、ルーシオに"処理"してもらうことにしたローズとナイアー。

+して、ルーシオには小妹に任せている仕事も託しました。クローンを作っていることが他人にバレたら、その人を"処理"しちゃってね! というもの。
気をはっていなければならない=クローン作りがバレないように一日中緊張している。

0:31:クローンのことを知った人間を"処理"するルーシオ。
0:36:楽しくお喋りしている小春とルビアを見つめているルーシオ。たくさん手を汚してきた自分には、彼女たちと関わる資格がないと考えている。
0:41:ルビアが歩く方向とは逆に歩くルーシオ。花が散る(どんどんルーシオが距離を置いていく)。なにかに気づいたルビアが、ルーシオが歩いていった方向に振り向いている。「ワタシにひっつくのやめろアル。ルビアの兄として遊べばヨロシ」「今更、そんな資格ありませんよ」

■時系列メモ
ローズたちの家が火事になり、ローズたちとルビアが離れ離れになる(十年前)→ルビア、神成町(村?)内でヤツガミサマとして祀られる(ここから十年間、霊術がかけられた家の中に幽閉される)→ローズとナイアー、ルビアのクローンを作りはじめる→十年間、ルーシオと小妹はいろんな後ろめたいことをし続ける(ルビアクローンの"処理"等)→十年後、小春がルビアを救出する→第二部にて、小春がローズたち祓魔師たちと出会う。同時にローズたちとルビアが再開するが、ローズとナイアーはルビアをルビアクローンの一人だと勘違い(ルーシオは気づいている)→あまりにルビアに似すぎていると思った二人、ルビアを攫い、クローン作りに役立てることに→小春たちが救出し、ルビアは生きていると説明する→和解

ローズとナイアーがクローンを作ることをやめたあとも、後ろめたさで距離を置くルーシオの話でした(実兄であることを話していない)。
最後は同じ後ろめたいことをしてきた小妹と一緒に歩いているイメージ。

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