■解説
0:02:「空亡のこと、話してくれよ」暁彦に向けて。暁彦は空亡が生まれるのとほぼ同時に怪異になった存在(時代区分ができる前から怪異として存在している)。そんな彼は空亡のことを友達だと思っていた。"友達"のことが知りたいキバコと、キバコにそんなこといわれるなんて思ってなかったから驚いている暁彦。「暁彦のともだちのこと、知りたいんだ」
0:10:空亡をお見送り(実質浄化)するために、今まで知りあってきた人たちの思いの力と共に弓を引く小春。元気玉展開。矢が空亡のもとへ向かっていく様子。
0:14:空亡に矢が届いた瞬間。思いの力がぶわーっと弾けている。その様子を見届けている二人。空亡について話すキバコと暁彦。

「悪い子じゃないんだよ」
「昔からの友達なのか?」
「うん、もうずっと昔からの…」

「苦しかっただけなんだ」
「俺も友達になれたかな」
「きっとなれたよ」

「ひとりでも彼のことを思ってくれる人がいますように」

キバコは暁彦の親友で、暁彦もキバコのことを親友だと思っている。親友だからこそ、暁彦の友達のことも知りたい。暁彦の内情をくみとってあげたい。
小春たちが空亡のことを悪者扱いしているわけじゃないのはわかってるけど、"倒されてしまう"存在になっているのは悲しい。消えてしまったら、彼のことを覚えていてくれる人がいなくなってしまうんじゃないか。なんとなく思うところがある暁彦。
そんな彼の感情を察して、空亡について話してほしいと言葉を投げかけるキバコ……というイメージでした。

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