美形×平凡 01.
「…っはっ…」
「ん…っん……」
「…っ、そう…っ良い…」
――とあるビルの最上階、社長室の中で男が二人。
時刻は定時の時間をとっくに過ぎた23時過ぎの事である。
企画作品 美形×平凡
「…あっ……はぁ…っ」
「…っ…んん…」
「…っ…出…ます…っ」
「…んんっ…!」
社長だけが座る事を許されている、豪華な椅子に優雅に座って肘置きに肘を置き足を開く男と、その足の間にしゃがみ込み、今正に吐き出された精子を飲み込む男。
「…っ……っ…」
「…全部、飲みましたか?」
「…っ、はい。御馳走様でした…」
「ふっ…良い子、ですね…」
―――いつからこんな事を始めたのだろうか。いつまでこんな事を続けるのだろう。
「…あの、…僕も…これ…」
「…おや、私のペニスを舐めて貴方も興奮したのですか?」
部下であろう男――可も無く不可も無いありふれたスーツを着こなし、先程まで目の前の男の股間に顔を埋めていた男が、自分の股間の膨らみを見つめる。
「…はい…興奮…しちゃいました…」
「いけないコですね…貴方は…」
ふふ、と笑うと上司、いや社長であろう男――社長にしては若過ぎるかも知れないが、整った端正な顔立ちにスラリと伸びた手足、華奢な身体。凡人とはオーラがまるで違うこの男が、目の前の男の股間を優しく撫でる。
「…あっ…っ…」
「ふふ、可愛いですね…」
少し撫でられただけで更に膨張を増す部下の股間。
部屋のソファーに部下を促し、そこに押し倒す。
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