質問その2


加賀見「はいルカ君、今日はキミへの質問が届いてるから、きちんと答えてあげてね?」

ルカ「あ、はい…っ」


Q.『公序良俗に反する職権乱用』のルカ君へ
もうお店には出ましたか(^-^)?
加賀見さんから色んな研修を受けていると思いますが、一番難しかったのはなんですか?
また良かったら、加賀見さんのON/OFFの印象の違いみたいなものがあったら教えてください( ´ ▽ ` )



ルカ「えっ…と…(チラリと様子を伺う)」

加賀見「どうしたのかなルカ君?嘘はいけないよ?(ニコリ)」

ルカ「はっ、はい…!えっと、お店には一応出てはいるのですが、お客様の相手は未だにさせてもらっていません…」

加賀見「もしかして、ルカ君は不満かな?」

ルカ「い、いえそんな…!むしろあの、えっと…」

加賀見「ん?」

ルカ「なっ、なんでもないです…!クビにされないよう、頑張りますっ!」

加賀見「ふふ、本当に可愛い事を言うね…キミは……」

ルカ「えっ…、な、な…っ」

加賀見「ほら、回答を続けて?」

ルカ「は、はい…!えっと、加賀見さんとの研修で一番難しかったこと、ですか…」

加賀見「ふふ、それは私も興味があるなぁ。是非正直なところを聞きたいね」

ルカ「え、えっと…はい…。僕にとってはこういう職業に就くこと自体が初めての経験で、加賀見さんに毎回研修をさせてもらっていることも本当に有り難くて、…情けなくて、」

加賀見「…ルカ君、何で自分が情けないなんて思うのかな?私はルカ君が出来ない子だからお客様の前に出していない訳でも、研修をつけているわけでもないんだよ?」

ルカ「え…それは……」

加賀見「んー…とにかくルカ君。続けて?」

ルカ「あ、はい…!えっと、それで、難しかった研修っていうのはその、ないです…確かに全てが初めての体験だから、大変だったといえばそうなんですけど、加賀見さんがあの、いつもすごく優しく丁寧にしてくれるので……」

加賀見「ふふ…、私がナニを優しく丁寧にしてるのかな?教えて?ルカ君」

ルカ「えっ!あ、あの…その…それは…えー……と……」



加賀見「最後に、今回の質問をくださったくもり様より言伝も承ってます。“管理人さま、50万打おめでとうございますo(^▽^)o
いつも素敵な萌えをありがとうございます!
これからも応援しております(^-^)/”
 管理人…?コホン、よく分かりませんが、とにかくありがとうございました」

ルカ「ありがとうございました…!」



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