『ただの男子高校生』



「この前さー姉ちゃんのベットの下漁ってたんだけど」
「うっわ。そーゆーことすんなよ。しかも姉」
「っね、んでさ、なんか薄い本がいっぱいあってさ、エロ本か〜?とか思ってワクワクしながら引っ張りだしたらさ」
「ん、」
「エロ本だった」
「そうか」
「うん。普通にちんこいれてた」
「…そうか」
「うん。男のケツにちんこいれてたわ」
「そうか…って、え?!なに?そこ大事なとこ!…え?なに?」
「おぉ、すげー食いつくな。んまぁ有り体にいえばホモ本だったってことだよ」
「お、おおふ……そ、そうな…俺、これからお前のねーちゃんとどう接したらいいか分かんねぇよ」
「べつに普通でいーじゃん。たぶんお前が攻めで俺が受け〜とか思ってるとおもうけど」
「いやそこが一番問題だよね?つかなに、俺攻め?攻めなの?」
「ん〜そんなかんじでしょ。背ぇ高いし」
「ちょっ待っ…ちょっと待って。俺なんかもうお前に対してもどう接したらいいかわかんなくなってきた」
「えーなにー意識しちゃう?ふはっ。俺、お前ならいいよー?」ニヤ
「バッ!な…なにを……ゴホッ」
「はははっ」ニヤニヤ
「笑うなっつの…!」
「ごめんごめん。いやなんかマジでお前、可愛いからさ」
「はっ!?」
「ね、ちょっと耳、貸して?」
「?」

(耳たぶペロッ)

「っ……!!!?バッ、やめ…っ!」
「ははっ、まじで可愛いー」
「っまえな〜…」



↑を遠くから見つめるクラスメイト腐女子達「完全にホモォ…┌(┌^o^)┐」



---fin---




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