ジュウくんにプレゼント



マル「ほほう、これはこれは」


(マルは含み笑いをしながら贈り物用紙を見つめる。その先には・・・)


■誰に?
ジュウ  (擬人化計画)
■何をあげますか?
マルの愛



マル「ヘイ!そこの堅物ボーイ」

ジュウ「…」

マル「何だい何だい、随分とシケた面だなあ?折角君にプレゼントが届いているというのに」

ジュウ「…何でお前が渡しに来るんだ」

マル「ふっ、聞きたいかい?そうだろう、何故ボクがわざわざ君の元まで足を運んでやったのかというとそのプレゼントが…」

ジュウ「プレゼントが?」

マル「ボクからの“愛”だからさ!」

ジュウ「…要らん」

マル「ふふふ、そう言うと思って既にボクは君の為に“偽りの愛のポエム”を自作して来たのだが、聞きたいかい?聞きたいだろう!」

ジュウ「…チッ、もう“偽りの”って言ってんじゃねーか、そんなもん要るかよ」

マル「ほほう…。では、本物の愛ならば受け取るというのだな!よし!では仕方がない、ボクからの愛の証を・・・」


(マル、そそくさとズボンを脱ぎ始める)


ジュウ「・・・」


(黙ってその場から立ち去るジュウ)


マル「ちょ…、全く、ボクのこのマグナムを前に恥ずかし過ぎてついつい目を伏せてしまうという訳か……」

ケイ「マル、何で露出卿みたいな事してるのぉ?…ってわわ!」


(血相を変えてジュウがこちらへ走って行き、ケイを抱えて走り去る)

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