ゆういちくんにプレゼント



今日もぼくは、いつものひみつきちに来た。でも、いつもとは違うことがいっこある。
なんかねぇ、今日、ぼくにお手紙が届いてたんだ!『学校が終わったら、一人でひみつきちに来てね』って書いてあったの。

ひみつきちはぼくとしんごだけのひみつだから、しんごかなって思ったんだけど、それにしてはお手紙の字が大人の人みたいなんだよね、だれかなあ?



■その他をお選びの方は名前を
ゆういち君
■何をあげますか?
大人になっちゃったしんご君をプレゼント!
完全にファンタジー(パラレル?)ですね。
精神年齢も知識も大人になったしんご君に、色々な事されちゃえば良いと思います\(^o^)/



「よぅ」

「…お兄ちゃん、だぁれ?」

「はあぁーやっぱり雄一は可愛いな、よしよし」

「…知らない人についてっちゃだめって言われてるんだけど」

「知らない人じゃないよ、雄一」

「ふぇ?」

「僕だよ僕、しんご」


そうやってにこって笑うお兄ちゃんの顔は、ぼくが大好きなしんごの笑顔そのまんまで、なんで大人のしんごがここに居るのか分かんないけど、でもこのお兄ちゃんは、しんごなんだ!って思った。


「ほんとに?ほんとにしんご?」

「そうだよ。だってここの秘密基地は、俺達だけの秘密だろ?」


お兄ちゃんのしんごは、そう言ってすごく嬉しそうにくしゃって笑って、ぼくの頭を撫で撫でしてくれた。自然に僕もにこにこになる。あぁ、やっぱりしんごだぁ!


「なぁ、雄一。俺達が此処でしてた秘密の事、覚えてるか?」


うー、多分、あれかなぁ。二人だけのひみつで、すごいきもちくて、変になっちゃうやつ。
僕はうんうん、と頷いて、しんごをじっと見た。そしたらしんごは、なんかニヤッて笑って、


「大人になった俺と、してみる?…すっごい気持ち良くしてやるよ」


って言って、そのままひょいっと僕を肩に担いじゃった!

…僕、どうなるのかな?

でも、なーんかたのしみ。

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