06
只今脱衣所です。
俺の目の前にいるのは、愛しの弟、優です。
あぁ、裸の優。まだ汚れを知らない綺麗な肌、ぷにぷにした感触、…たまらない。
優の腕を摘んでその感触を楽しみながら、このままじゃ俺の下半身はずっとおさまらないな、どうしようと悩んでいると
「にぃ?服脱がないの?」
と優に言われ我に返った。
股間を隠すように足をクロスさせて上着を豪快に脱ぎ、ジーパンに上半身裸の状態になり、
「優、ちょっと先に入ってな?お兄ちゃん、すぐ行くから」
「えー…」と頬を膨らます優。
「嫌なのか?優?」
「…にぃも一緒!」
そう言って優は俺のジーパンに手をかけてベルトをガチャガチャと外そうとする。
ちょちょちょ、え、待って!嬉しいけども!
折角おさまりつつあった俺の下半身が、優にベルトを外されそうになってるこの状況に一気にまた熱を持ってしまった。
俺よりはるかに背の低い弟が、必死に俺のベルトを外そうとしている。なんていうか、凄く、いけない事をされてる感じがした。
そんな事を思ってるうちに、ベルトを外されカバッ、とジーパンを下ろされた。いやん、お兄ちゃん、恥ずかしいっ。そして嬉しいっ。
俺のボクサーパンツを押し上げているその部分を、優がまじまじと見ている。
見られてると思うとまた俺の中で興奮度が高まってきて、いつの間にかジワ、とボクサーパンツに染みが出来ていた。
「…にぃ、これ…?」
優は勃起、って知ってるのか?
小学6年だから、もう知っててもおかしくないよな。
俺が優に対しての性的興奮によって勃起している事までは分からないだろうけど。
「にぃのいつものパンツじゃないね?」
ニコッと笑って優が俺のパンツを脱がそうとする。
ままま待て!待ってくれ!
そのパンツを下ろすとお兄ちゃんのいつものおちんちんじゃないものが出てきちゃうから!
「ちょ、待って!優。お兄ちゃん、恥ずかしいから自分で脱ぐよ」
そう言って優しく制し、優の手を離そうとすると、
「にぃ、いつもと違うね?何で恥ずかしいの?僕がやったげる!」
と、勢いよくパンツを下ろされた。同時に、勢い良く飛び出るように姿を見せた俺のソレ。
「あれ、にぃの、でっかい」
とどめの一言を言い放ち、きょとんとした目で俺を見る優を抱きしめたくなる欲求を押し殺すのが大変だった。
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