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「ちょ…っ、待って、優」

「?」


優がぴょん、と体勢を起こしてこちらを見つめる。


「きっ…汚い…から…」

「なぁんだ。そんなこと。にぃ、さっき一緒にお風呂入ったじゃない」

「そ…うだけど…」

「…あのね。…僕、実はこの前にぃが持ってるえっちなDVDこの前見ちゃったんだ」

「えっ!」

「にぃ、怒る?」

「怒らないよ、もしかして、それで覚えた、とか…?」


むぅ、っという顔をした優は俺の質問を無視して再び俺の下半身に顔を埋めた。

俺のそこに、優の息がフッとかかる。それだけで俺のペニスはビクビクと反応してしまう。


「れぇ…」


優が、舐めてくれた。舌を少し出して先っぽをペロッと舐めてくれた。あ、やばい。マジ出る出る…


「あっ…優、やば…っ」


今度は亀頭の周りをペロペロ舐め、遂に口にくわえてあむあむしてくれた。


「あ…っ……くっ…、優っ…離してっ…」

「?…っ…!!」


…あっという間に、出た。
優は辛うじて口は離してくれたのだが、今まで我慢していた分大量の精液が優の顔にビュ、ビュ、とかかってしまった。

早いにも程があるだろ…俺。
そして初めてのこういう行為で顔射って…駄目だな、俺。

そして俺の精液まみれになって、どうしたらいいのか分からずぽかんとしている優を見て、また俺のソコが熱を持つ。とりあえずエロ過ぎ…。


「ごめ!優!今拭いてやるからな、じっとしてろ」

「う〜…、にぃ、なんかドロドロしてうぅ」


俺がティッシュを取ろうと起き上がると、優は自分の顔についていた精液を指に絡め取りペロッと舐めた。


「…優…っ!」

「にがぁ…」

「ぺっ、ってしな?ほら」


俺は優の口元に手の平を差し出すが、優は首を横に振り俺に満遍ない笑みを浮かべ、


「にぃのだから。嬉しい」


っもう優は…!お兄ちゃん、もう本当に優が愛おしくて、大事で、好き過ぎてしょうがない。
そして、ごめんな、優。顔なんかにかけて。

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