※勝呂くんと恋人設定
※夢主は(自覚なしの)天然ちゃん
「っ!!名前、私の貸してあげるから着替え直してきなさい!」
「ふぇっ!?どうしたの出雲ちゃん!」
「いやぁ名前ちゃん、そのままでええから俺のとこに来いひん?」
「…志摩、一遍シバいたろか?」
「ひいぃ、すんまへん、坊」
「ふぇっ!?ちょっと竜士くん!?」
―――こんな騒ぎになったのは今から約30分前。
今日は台風が接近しているため、雨風が強かった。だが上陸するの朝学校にはまだ先だということで、普通通り学校があり、朝学校に来るときに傘が壊れてしまった名前がずぶ濡れで塾に来たのが発端だった。
冬服ならまだ――風邪を引く可能性があるものの――良いのだが、今は夏服。幸い、カーディガンを着ていたからワイシャツが透けることがないものの、彼氏の勝呂は彼女がそんな寒そうな恰好でいるのは居た堪れず、自分のジャージを貸した。
しかし、彼女と勝呂の身長差は15cm。しかも細身である名前が着るとガボガボで裾はお尻を少し隠してしまうくらい長いのである。
普段からその天然さに定評のある名前は、もちろん今何故自分の彼氏と友達が必死なのか分かっていない。
「…ねぇ、竜士くん。よく分からないけど、授業始まっちゃうから席につこう?」
そう言いながら勝呂の制服の袖を引っ張り促す。
そして――
「なんか竜士くんのジャージ着てると、竜士くんの匂いがしてあったかいから、いっつもギューッてしてくれるみたいっ」
そう幸せそうに――彼氏じゃなくても、聞いたら真っ赤になってしまうであろう爆弾発言を――言ったのだ。
「…そうか。べ、別に抱き着きたくなったら抱き着いてもええんやからな。」
勝呂も顔を真っ赤にしながら名前を抱きしめたのだった――。
雨の日とジャージ(「…なぁ、子猫さん。俺らの存在忘れられてません?」)(「あの2人、いつもはしっかりしとるんやし、ええんとちゃいます?」)−−−−−
初の青エク夢ですっ!
書きたい事を詰めていったらグダグダに…orz
とにかく、今日の体育のときに思い付いた彼シャツならぬ彼ジャーについて書きたかったんです。←
エセ京都弁ですいません(´;ω;`)勉強しなきゃですね;;
2011.09.22
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雨の日とジャージ