序 何故産まれたら生きなければならないのか。 本人が死にたいのであれば、死にたいと願った時点で死ねるようになっていてくれなければ困る。 この世界は息苦しい。生きることを強要してくる。他殺もだめ自死もだめ。だからといって病気にも早々ならず。事故にも巻き込まれない。 生きていれば良いことはあるというけれど、良いことなど起きなくていいからはやく死なせてくれ。 生きることを望んでいる今にも灯が消えそうな人と入れ替えてくれ。 死にたいと思ってるやつから死なせてくれ。 神様は良い人から連れて逝くせいで、いつまで経っても生き続けなければいけない。 恨めしい、生きたくないやつから、死んでいければいいのに。 はやく、楽になりたい。 |