閑話
今、世界が動き出すとき
「名前!こっちにもタオルくれないか?」
「あこっちにはドリンクお願い!」
『はーい!』
「実にいい人材を私どもにくれました、次のも期待していますよ、影山、いや…Mr.K?」
「もちろん、ご期待に沿ってみせますよ。」
闇が、蠢く
「あなたには選手のプロファイリングとケアをしてもらいます。彼らには勝ってもらわなければならないのですから」
「ただ居場所を求め続けた結果がこの様!お前の欲しかったモンはこんなんだったのかよ?」
「俺たち、仲間だろ?」
「お前は言われた通りにやっていればいいんだ。」
「お姉ちゃん、名前お姉ちゃん!!Kのおじさんがね、これ私とお姉ちゃんにお揃いでってくれたの!」
「君は、ただ逃げてるだけじゃないのかい?」
「必要とされてるあなたが羨ましいです、決して、決して離してはいけませんよ。」
「だから、なんでわかってくれないの!?確かに、確かに嫌いだって、必要ない存在だって思ってたときもある!だけどだけど…ったった二人の血の繋がった家族なんだよ…?」 それでも私は、××を
枯渇した心を、
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