許せないこと
「俺たちがどんな思いでサッカーやってるか…!!」
『知るかよ』
「何…っ」
『そんなこといって逃げてるだけじゃねーか黙れ弱者が!守にいが繋げた、作り上げてなおしてきた雷門を!!テメーらは破壊したんだ!!ふざっけるなよつけあがるな逃げるな!!ただそうやって守られようとしてるやつが!刃向かおうともしない過去の栄光だけで強者気取ってる弱者が!!気にくわない気にくわない、偉そうにしやがって、…っあんたたちなんか!!あんたたちなんか雷門イレブンじゃない!!何がファーストチームだ!!っ…くそっ止めるなよあんたもだ春奈さん!!あんたも!!あんたも守にいのサッカーをみてたくせに!あんたも…っあんた…裏切った!楽しいサッカーを知ったはずのあんたが!!ふざけるのも本当大概にしろよ、皆が許したって私があんたたちを許さないあんたたちのサッカーは認めない、兄さんを汚すことは…っ!』
「そこまでた円堂、」
『っ…く、ど…監督、』
「まだだ、お前ならわかるだろ」
『、…すいませんでした、』
なんでなんでなんでなんで、許せなかった、許せなかったんだよ。だってあんなに楽しかったサッカーが変な組織によってかえられただなんて、勝負は、サッカーはどちらが勝つかわからないし、シュートしたときの感覚、誰かにパスを繋げたときの感覚、全てが楽しい、なのになんであんな顔をしながサッカーをしなきゃいけないのか、なんで立ち向かわないのか、ねえ、守にい、
『サッカーって、楽しいスポーツじゃなかったの…?』
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