『さーくま!』

「あーぢー…」


『ちょ、無視か!』

「…あぢー源田ぁー…」
「もう少しだ、我慢しろ」

『…もうスルーやめませんかね佐久間くんあんまりスルーすると私泣きますよ』
「は、今すぐ泣けよ」

『…ぐすん、源田ぁああ!』




源田にダイブするとよしよしと撫でてくれた。うう源田の優しさが身にしみて目から液体がでるよ!


「ばっナマエ源田に抱きつくな!」
『ふぎゃっ!い、痛い次郎痛いぞ!おまさっきっからなんなんだよーっ』
「べ、別にどうだっていいからはーなーれーろ!」


腰!腰折れる!源田離せいやお前も早く離れろ!ははは…、源田の乾いた笑い声が上から聞こえてきてなんか非常に申し訳なくなってきたのでしぶしぶ、しぶしぶ離れる。次郎のばかーなんなんだよー



『げーんだー…』
「気にするな、佐久間なりの照れ隠しだ」
「っげげげ源田!」
『そうなの?』
「違ううるさい黙ってろバカ!」
『な…っげんだー…』
「ほらよく言うだろ?好きな子ほどいじめたくなるって」


鬼道曰わく佐久間はツンデレらしいから、と源田は笑いながらさらに次郎と私に追い討ちをかけるのであった。




追い討ち/20110416




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