「やー!ゆりなサン久しぶりネ!これ頼まれてた部品ヨー」
「あら、案外早かったのね」
「今回は在庫があったもんでネ、早めに来たんだヨ〜」
「いつもそうなら助かるんだけどね」
「申し訳ないネ!その代わりにいつも出来の良いものを届けてるデショ?」
「ふふ、それもそうね」
「ところでいつもの彼はいないネ?」
「学?ちょっと買い出しに行かせてるけど。何か用でもあった?」
「ふむ…いや、特にはないヨ〜?ただゆりなサンの彼氏サンとお話したいなと思ってネ」
「…ん?学は彼氏なんかじゃないわよ」
「エッ!??」
「ただの同居人」
「ゆりなサン…アンタ実は鬼ネ?悪魔ネ?彼可哀想ネ…」
「えっなんで鬼とか悪魔とか言われなくちゃならないのよ」
「カレカノでもないのにそんな露出した服を着て近くに居てこき使われてばかりでご褒美もないとは彼も報われないヨ」
「ご褒美って…うーん…学の好きなもの作ってあげるべきかしら…」
「あーーーゆりなサン!もう!そこはご褒美って体を差し出すところヨ!」
「…はぁあああ!?ちょっ、エロ商人何言ってんのよ!!」
「ただいまー…あれ、こんにちは」
「噂をすれば影ネ!やぁやぁまなぶクン!ゆりなサンがぅごっ」
「うわぁああああゆりなさんのスパナがっ頭にっ刺さっ…!だ、大丈夫ですか!?」
「はぁっはぁっ…!いいのよそのまま放置しときなさい!」
「えええぇ何!?何が起きてんの!??」


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