まり「なにこれ」
こうへい「…ついテンション上がって」
まり「…」
こう「でもまりなら食える…じゃん…」
まり「…」
こう「まり…?」
まり「だからって最初から作りすぎなんだけど。途中で冷める」
こう「それは…あの…作ってから気付いて(目を逸らし)」
まり「だろうね。二人で食べるのにどっかのパーティー並に作るとか馬鹿だね、浮かれすぎだよ」
こう「ごめん…」
まり「はぁ…どうせなら大人数で食べた方がいい感じだけど。さくらざき達も二人で過ごしたいだろうし…どうしよう」
こう「でも電話してみないと分からないだろ?」
まり「じゃあ電話してみなよ(携帯渡し)」
こう「ん。…さくらざきー、っと(電話を掛け)」
さくらざき『もしもし』
こう「あ、さく?今暇だったりする?」
さく『あー…今友達来てる』
こう「あ、マジで?んじゃいいや!」
さく『どうしたんだよ』
こう「いや料理作りすぎてさく…と出来ればおうかさんも食わないかなって思ったんだけど」
さく『マジで?タイミング悪…ごめんな」
こう「や、大丈夫。つか俺が悪いんだし。んじゃまたな」
さく『ん』
こう「…(やっべー)」
まり「…(ため息)」
こう「…だ、そうです」
まり「仕方ない、二人で食べよう」
こう「ごめんな…」
まり「別にいいよ。…何だかんだ作ってくれたことは嬉しいし」
こう「えっ」
まり「早く食べよう。冷める前に」
こう「えっまり今…!」
まり「いいから早くご飯よそって」
こう「っ…おう!」



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