タッグバトル!


「わたくしサブウェイマスターのノボリと申します!いつもはギアステーションから出発します、地下鉄にてポケモン勝負をしております」
「ぼくクダリ。サブウェイマスターをしてる。ダブルバトルが好き。2匹のポケモンのコンビネーションが好き」
「(?デモンストレーションかな)」
「あっ、あのさっ」
「ん?あたし?」
「そう!同い年ぐらいかなって…あのギアステーションって地下鉄の中でポケモン勝負が出来るんだ!でね、腕試しに来たらなんとサブウェイマスターがいてさ!」
「あ、なるほど、そこのデモンストレーションってわけか」
「すごくない?だってギアステーションで最強のポケモントレーナーなんだぜ!しかも2vs2なら特別にここで相手してくれるって!すっごいチャンスだろ!?だから一緒に戦ってよ!」
「え、えぇ!?まぁ…あたしで良ければ」
「ありがとう!あっ、自分はキョウヘイ!」
「あたしはジェシー。よろしく」
「うん!ポケモン好き同士が見せるのはベストすぎるコンビネーションだね!というわけでサブウェイマスターに挑ませてもらうぜ!」
「このような場所での勝負はイレギュラーですが、これも何かの縁。戦うことで見える景色、分かることもあるでしょう。ではクダリ、なにかございましたらどうぞ!」
「ルールを守って安全運転!目指すは勝利!出発進行!」
「いっけー!フタチマル!」
「頑張って、ジュード!」
「行きなさい、ガントル!」
「いけっドテッコツ!」

−−−−−

「ブラボー!!あなたがたとポケモンのコンビネーション!素晴らしいです」
「ぼくクダリ。きみたちに負けちゃった。だけど面白かった!また遊ぼうよ!」
「ぜひ!ぜひ!次は地下鉄にご乗車になって勝負してくださいまし!それでは出発進行ーッ!!」
「強かった…!さすがサブウェイマスター。もっと鍛えていつか本気のサブウェイマスターに挑む!ありがとうジェシー!これはぼくの気持ち!ほら!」
「これは…?」
「バトルレコーダー!それを持っていると友達との勝負やサブウェイでの勝負を記録することが出来るんだ!」
「えっ、そんな便利な機能ついてるんだ…いいの?」
「うん!きみと一緒に戦うのとても面白かったよ!また付き合ってくれると嬉しいな。じゃね!」
「…。キョウヘイくん、いい人だ…」

−−−−−

「ねぇノボリ!今日のバトル楽しかったね」
「そうですね。たまには宣伝として地上でバトルするのも良いでしょう」
「そういえばぼく、あの女の子の方見たことある気がする」
「クダリ、知り合いだったのですか」
「ううん、違うけど。誰だったかな」
「無理に思い出さずとも良いですよ」
「んー、あとちょっとで出そう…あっ!前にマルチのタッグで勝ち進んできた、ジョシュアって子と、エレノアって子に似てる気がするなって!」
「ふむ…言われてみれば。数十年前にプラズマ団の思惑を止めたあの少年とそのパートナーですね。いや、今はもうお二人とも成人していますか」
「あの子たちまた来ないかな。今度はダブルバトルで遊びたい」
「クダリはバトルがしたいだけでしょう」
「そうだよ!でも普段は本気はあまり出せない。48連勝してくれるトレーナーは少ないよ。だからつまらない」
「…また来ると良いですね」
「うん!」




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