姉ユウ


「ゆ、くん…っ」


がくがくと震える姉の足に限界が近いことを悟る。握っている手に力がぎゅっと入っているところを見ると、相当気持ちがいいらしい。それはとても嬉しい。短いスカートを持ち上げてそこを差し出す(というかさせたのは俺だが)名前の姿はとても厭らしい。そしてそこを余すことなく舐めている俺はきっと名前の目にすごく厭らしく映っているのだろう。


「おと、さんたち、…かぁっ、えって、きちゃぅ…からっ」

「だからなんだよ、」

「もっ…だめ、…やめっ、よ、…っ、ね?」

「名前がイったらやめる。」

「ふぇ…っ」


名前の中の蜜を誘い出すように顔を埋めれば埋める程名前が泣きそうな声をあげている。いや、既に泣いているか。じんわりと目尻に溜まった涙目の姉は本当に、苛め応えのある。止めろ止めろ言うわりにはとろとろと蜜を出すし、エロイ声はあげるし、手はずっと繋いだままだし、本当、可愛い。キスをするように名前のを苛めているとその分体をぴくぴくさせるし、足は細かく震える。(なんだこの小動物)


「名前、きもちい?」

「あっ、ふ…っ」


一端顔を離す代わりに指を入れる。すっかり濡れたそこはゆっくりと入って俺の指先を温める。それにも感じる名前の表情はとろとろだ。(やっぱコイツの涙目は何度見てもいい)


「おか、ぁ…、しくっ、なっちゃぅ…ん、」

「………」


あー…えろい。
思わず止めてしまった指に、思い出したように奥で名前の中を叩けば名前の体が大きく折れる。


「ぁうっ、…ゆぅ、くっ…」

「イきたい?」

「んっ、…ぁっ」


こくこくと首を振った名前ににやける。しかし、ふと、外から聞きなれた車のエンジン音がして、父さんと母さんが帰ってきているのが耳でわかった。名前はもうふにゃふにゃでそれどころではないらしい。本当可愛い姉だな、と一言(心ん中で)呟いて名前を支え直す。柔らかな頬にキスをして、柔らかな髪を耳にかけてやり、現れた耳に囁く。



可愛くけよ、
姉さん。






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