姉ユウ


ゆ、う、君は、機嫌が悪い時とか、怒ってる時、とか(あれ機嫌悪いのと怒ってるの一緒か…?)無口になる。ただでさえ一般の方より、お喋りではない、というのに(お喋りなユウ君もあれ、だけど、)。だけどその分、ユウ君は行動で、それを、訴える。だんまりしたり、睨んだり、あと、す、すごくわたしを求めたり。


「んっ、ぁあっ、ゆ、ユウくん…っ」

「………っ」


がつがつと当たる、ユウ君のと、私の中が。もう、そこは行き止まりだよって、行き止まりなのに、ユウ君はえぐるように突っ込んでくる。あまりならさないでいれられたそこは、さいしょはいたかったけど、ユウ君のぎらぎらした目を見てるうちに、あまり気にならなく、ううん、かはんしん、とける。


「ゆ、くん…っゆうくん、」


何も言わないで、きもちいい声も、我慢してるような、ユウくんに寂しくなって、肩に手を置いてユウ君の名前をひたすら呼んでたら、ユウ君がはっと目を開けて、がつがつ、するの、やめた。は、はぁ、はあ、て呼吸してたら、ユウ君が覆いかぶさるように、倒れてきて、ユウ君の胸板と私の胸がぴったりとくっつく。私の、胸が、ユウ君の胸でぎゅううってつぶれる。つぶれるほど、ないけど。


「悪い…、痛かった、か」

「さ、最初だけ…」


と言えば、ユウ君はほっとしたような嬉しそうな顔をして(あ、やっとユウ君が笑ってるの、みれた)、私のほっぺに指をぐいっとしてくれた。それで気付いた。あ、泣いてた…、わたし?


「ユウ、君…。ユウ君、何かあったの…?」


そうだよ、ユウ君何かあったの?こんな、せいきゅうな…!い、いつもなら、私がひぃひぃやめろもういいよばかしんじゃうはずかしいばかばかばかぁって思うほどじっくりねっちょり、そ、その、ぜんぎをするのに…!なんてちょっと責めるような目をして、みたり。そしたら。


「はぁ?」


なんて、言われた。


「何かあった、だぁ?」

「あ、あれ…」

「何だそんな事言うのはこの口か。この口なのか、あぁ?」

「や、やひぇ…!」


ユウ君のさっきまで優しかった指は急きょどえすの指へと変貌し、私の頬をそりゃもう遠慮なしにぎゅううううとしてきて、わ、わたしあひるに進化する…!!


「毎日毎日バイトバイトって何なんだよテメーの本業は何だいってみろ学業だろバイトじゃねぇだろそして毎日毎日一人で洗濯物取り込んでテメーの帰り待ってる俺は何だよしかも昨日はマネージャーに送ってもらっただぁ?舐めてんのかメールしろ俺が迎えに行くっていつも言ってんだろこの頭は飾りか?かっすかすなのかよ?」

「(ひぃぃぃっ)(ひ、一息…!)」


会話に読点がないよユウ君…!そしてさりげなく嬉しい言葉を言ってくれてる…!つ、つまりユウ君は、あの、その、


「ユウ君って、意外と、さみしんぼ…だよね……っきゃぅ」


なんて言ってみたらユウ君が一瞬眉を寄せて、ずん、て腰を一回動かし、た!
そして再び体を起こして、さっきの、ずんずんする大勢に、戻った。私の膝裏を掴んで、私に押し付けるように、して、ずんって、「あっ、」こ、この大勢は、ふ、深くまで、入る、から、気持ちいいやら、困る、ような…!


「やぁっ、んっ、んっ」

「さびしく、させてんのは、誰だよっ」

「はっ、ぁ、っぁ、あああっ、ごめ、ごめんねっ、でもね、わた、わたし、ぁっ、んっ、バイト中ぅっ、ず、ずっとユウくんのっ、こと、かんがえてた、よっ…!は、ぁ、やく、ぁっ、いたいな…って!」


早くユウ君にぎゅううってしてもらいたいな、とか、早くユウ君にちゅっちゅっしてもらいたいな、とか、早く早くユウ君に会ってユウ君補充したいなって!(あっ、んんっ、)


「う、るせぇ、知ってる」

「ひ、どいっ、だいすき、なのに」

「もういいっ…、キスやるから黙れ」


ぐうううってユウ君が押し込まれつつも、ユウ君の唇が私と重なった。すぐに舌が伸ばされて、私も舌伸ばしてぺろぺろしてると、ユウ君が俺もだよって言ってくれてる気がした。

ユウ君は、感情が高ぶると、言葉の代わりに、行動で示してくれる。





***

終わっとけ/(^0^)\なんだこのぐだぐだは…
エロくもなくて大変失礼した。

この後は、同じ流れで姉ユウ(さよこじver)を。

***




「悪い…、痛かった、か」

「さ、最初だけ…」


と言えば、ユウ君はほっとしたような嬉しそうな顔をして(あ、やっとユウ君が笑ってるの、みれた)、私のほっぺに指をぐいっとしてくれた。それで気付いた。あ、泣いてた…、わたし?


「ユウ、君…。ユウ君、何かあったの…?」


そうだよ、ユウ君何かあったの?こんな、せいきゅうな…!い、いつもなら、私がひぃひぃやめろもういいよばかしんじゃうはずかしいばかばかばかぁって思うほどじっくりねっちょり、そ、その、ぜんぎをするのに…!なんてちょっと責めるような目をして、みたり。そしたらユウ君は、一瞬寂しそうな泣きたそう目をした後、私の眼尻にキスして、倒れ込んだ。は、う。お、奥が…!


「(訳わかんない夢見た、なんて言えるか…)」

「ユウ君?」

「(お前が、死ぬ、なんて)」




***

これ書くと姉ユウがシリアスになるから入れないけど、ユウ君は夢でさよこじのお話を見てたりしてたらいいのう。でも起きるとどんな夢だったかあんま覚えてなくて、でもとにかく悲しくて、たまらず姉の部屋にずかずか入っていきなりぎゅうううとかしてくれたら嬉しい。「ゆ、ユウ君!?」「……はぁ、(生きてる…)」

なんてな!!
最後まで読んでくださってありがとうございました!!




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