輪廻の果て(夜昼)


重ねた掌、見つめた瞳、

映り込む自分の姿に、

呼び起こされるのは記憶の遥か底の記憶。

交わした接吻、似て非なるしかし自分と同じ存在を覗き込めば胸が騒いで。

(は)

(遥か昔からこの唇を肌を髪を知っている)


輪廻の果てを垣間見る。










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