初恋の色


初恋は実らない、なんていうけれど。
私が初めて心動かされたあのときを初恋というならば確かにそうだったと思う。

「…何考えてんだよ」

そう少し不機嫌に聞いてくる彼に苦笑して、その銀色の髪を撫でる。

「福田さん」

貴方が二番目の恋でよかった。だって、

初恋はらないものなんでしょう?

「私はずっと貴方と一緒にいたいんです」









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