心配性な僕と泣き虫な空
あー、やっぱり迎えにいけばよかったか…
大きな窓ガラスに映る自分の顔に一つため息。
人からよく言われるが、どうやら認めざるを得ないらしい。
どうしてだかどうしようもないくらい心配性な
俺
と、今にも泣きだしそうな
空
そんな俺の心配を知ってか知らずか、俺の待ち人はちゃんと傘を従えて小走りでこちらに駆けてくるのだ。
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