| 後書き 遙３弁慶連載「あなづらはし」は、２０１４年９月１４日をもって完結致しました。２０１０年３月１９日の開始から、およそ四年半の長期連載にようやく終止符を打つことができました。この短くはない連載は、ここまでお付き合いくださり、応援してくださった皆さまがいたからこそ終わらせることができたのものです。 「遙かなる時空の中で３」は、私にとってのバイブルとも言える程大好きなゲームです。中でも弁慶さんは今でも一番好きなキャラクターで、しかしだからこそ、このように夢小説で連載をすることは当初躊躇いもありました。 それでも初期構想が思い浮かび、連載開始に至ったのは、ひとえに弁慶さんを幸せにしてあげたいという気持ちがあったからかもしれません。自分の気持ちを抑えて本音を見せない弁慶さんにこそ、本音をぶちまけられる女の子がいたらいいのに、その子と幸せになれたのなら…とそのようなイメージがあったのだと思います。 最初はシリーズ扱いで、ここまでがっつりしたストーリーものになるとは私自身思っていませんでした。方向転換は巻一で弁慶EDに入ったあたりです。本格的に弁慶さんの幸せEDを目指そうと決め、巻二があのような形になりました。弁慶さんを幸せにできたでしょうか。今読み終えた皆さんにもしそう感じていただけたら大成功なのですが、どうでしょうか。 また、当連載の弁慶さんは、原作内の神子に対する優しい弁慶さんではなく、やや腹黒成分大め、夢主に対しては辛辣めになっています。最初は受け入れられるかどうか不安な部分もありましたが、今では自分が思っていたよりも多くの方に楽しめてもらえているのではないかと、毎回コメント等嬉しく読ませていただいております。 と、まあ、私自身楽しく書かせていただいて、大好きな連載でした。 実を言うと、まだまだ書き足りない気持ちでいっぱいです。弁慶さんとあかりは結ばれたけれども、まだ気持ちには差があって、四苦八苦するでしょう。余裕の猫かぶりを止めた弁慶さんは遠慮なくがんがんあかりを落としにかかるでしょう。妄想は尽きません(笑) 番外編は書くつもりですが、IFルートでのEDも書きたい。迷宮編も書きたい。色々と計画していることはあります。 今まで以上にゆったり更新にはなりますが、もしよろしければ、今しばらくお付き合いくだされば嬉しいです。もし、こういうの読みたいよ！誰々ルートでのIFな二人が見たいよ！というのがあればこそっと教えてください＾＾ まだまだ言い足りないことだらけですが、後は作品内で感じていただけたら…ということで割愛させていただきます。 最後になりましたが、長らくの間、お付き合いくださりありがとうございました！少しでも皆様に楽しんでいただけていたら、幸いです＾＾ それでは、また。 ２０１４年９月１４日 ルナ |