必読・設定3/3
深い深い闇の中、誰かの声を聞いた
ーーどうして、君が...どうして!ーー
ごめんなさい
ーー信じていたっちゃ、お前は「家賊」だって!ーー
ごめんなさい
ーーお前、なんか...お前なんか
「家賊」でもなんでもない!俺はお前を殺して解して並べて揃えて晒しても許さねえ!
俺はお前が大嫌いだ!ーー
ごめんなさい、だから「家賊」じゃないなんて
嫌いだなんて言わないで、イワ...ナイデ...
ぱちっ
目を開けると私には眩しいくらいの青空が広がっていて
私はその青空に手を伸ばして呟いた
ごめんなさい
(頬から伝うモノに意識が向かないように)
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