生ですから



※会話のみ



「名前〜、ココ分かんねぇ」


「だから私も理数系は苦手なんだって」


「数学なら得意ナリ」


「本当に?雅治教えて!」


「俺も頼む!」


「仕方ないのう。コレがこうで〜」


「あ!なるほど、こう?」


「待って、俺分かってない!仁王もう1回!」


「ブンちゃんは基礎が出来てないんじゃ。それより名前、あとで古典のノート貸しんしゃい」


「え、今日持ってきてないよ」


「なら帰りに取りに寄るかの」


「あ!なら俺も行く!仁王1人で行くなんてズリィ」


「ブンちゃんはその問題が解けてからにするぜよ」


「そういえば、テニス部ってみんな頭良いの?」


「俺は数学が得意なだけで参謀や柳生達に比べたら大したこと無いぜよ。
ブンちゃんや赤也みたいに点数の低さで真田から説教を喰らったことはないがのう」


「な、俺は1回だけだろぃ!」


「…ちなみに説教される基準は?」


「平均点より下だとアウトじゃ」


「…雅治、やっぱ数学教えて」


「そんなに自信ないんか」


「えー、数学なら俺が教えてあげるのに」


(((幸村(君)?!!)))


「名前の2年の学年末試験の順位は総合が21位、文系教科だけなら16位だが数学が足を引っ張るらしいな」


「苦手教科があるなどたるんどる!」


「蓮二、人の成績を流出するの止めようか。
あと真田、誰しも得手不得手があると思わない?」


「俺に苦手教科などない」


「ちなみに俺もだ」


「もうやだ雅治慰めて」


「よしよし、元気出すぜよ。名前も成績は上位ナリ。ちょっとコイツらは首席だの次席だのの世界にいるだけで」


「あ、ちなみに俺は学年末は5位だった。化学って苦手なんだよね」


「もうやだコイツら」







「#ファンタジー」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -