∞:閑話A


【閑話:the 3rd costume】


《コスモス編》


『…どちら様でしょうか?』


T「開口一番にそれは物悲しいものがあるな」


『台詞の前に“T”そしてその声…、ウォーリア?!』


X「あー、やっぱりそうなるよな。俺も誰かと思ったし」


\「いや、お前も人のこと言えないと思うぜ」


『ジタン!と、バッツ…?』


X「なんで疑問形なんだよ!」


\「だからそれぐらい違うんだって」


『2人はなんか正統派っぽくなったね。格好良いよ』


\「ミラベル、俺は?」


『典型的シーフみたい』


\「分かり難い感想だな!確かに変装のためにプルート隊から鎧を拝借したヤツだけど」


『プルート隊…?』


W「あ、いたいた」


U「着替えたぞ…って、その2人誰だ?」


『なんか、セシルのパラディン髪まとまったね』


W「暗黒騎士は怖くなったって言われたよ」


\「あ、ちなみにこの2人はウォーリアにバッツな」


U「あぁウォーリアにバッツか…。ウォーリアにバッツ?!」


『フリオは角生えたね。ウォーリアのが引き継がれた?』


V「その場合…、次は僕に引き継がれるわけ?」


Y「ちょっと似合わないかも」


『ティナ可愛い!ナマ足魅惑のマーメイド』


V「なんでHOT L●IT?」


『君は白黒になったね』


V「感想はそれだけ?」


Y「私は格好良いと思うけど…」


V「本当に?!」


『さーて弟君はさておき、クラウド達は…』


]「ミラベルーっ!」


『わっ、ティーダ!寒くない?!』


[「なぜわざわざ集まらせる…」


『え、脱ぐのが流行りなの?』


Z「17歳コンビだからな、若さを見せたいんじゃないか?」


『クラウドは…、どことなくセフィロスとお揃い感があるね』


Z「言うな…」


『いやーでも結構変わったね、特にウォーリアとバッツ』


[「(その2人は最早別人の域じゃないか…?)」


]「その2人は最早別人の域ッスよ」


T「まぁ、ドット絵の“せんし”から来てるらしいからな…」


X「えーっ、でも原作ファンにはこっちのが馴染みあるはずだぜ?」


『まぁ、ラグナさんとかユウナみたいな戦う気ナシな格好よりはマシ…かな?』


[「アレで戦える神経はかなりのものだがな…」


『(自分の父親なのに…)』





Z「ところでささやかな疑問なんだが…」





『うん?』



Z「なんでジャージ姿なんだ?」



W「しかも名前入ってるし。英字だから格好悪くはないけど…」


『みんながサードコスチュームな中で私だけ変わらないのもつまんないかなって』


]「俺はその服、動きやすそうだし良いと思うッスよ!」


T「そこは重要なのか?」


『あ、せっかくジャージに着替えたしなんかしようよ。サッカー…はティーダが有利そうだからバスケとか』


\「ちょ…っ、俺は動きにくくなってるだろ?!」


X「ジタンは身軽だからそれぐらいハンデだろ」


U「おっ、丁度ボールがあったぞ」


[「(随分と都合の良い…)」


Y「私はルール分からないから、応援してるね?」


V「うんっ!見ててねティナ!」


W「じゃあ丁度5対5になるね。チームはどうやって分けるんだい?」


X「クジで良くないか?適当に作って、」


T「こんなモノか…」


X「おっ、仕事が早いな」


Z「………待て、本当にやるのか?」


]「あったり前!そしてやるからには負けないッスよ!」


『じゃ、クジ引くよー』





[「諦めろ…、こうなってからじゃ手遅れだ」


Z「………はぁ」











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