アナタが世界でボクが色。 | ナノ




あなぼく。4


オレは先輩方の方を徐にに向く。

「・・・あの。恩人の先輩は友達に入りますか?」

わからないことは、人に聞くのが一番の解決策だと思いました。

「何そのバナナはおやつに入りますか的な質問ーっウケる!」

「そ、それは入ると思います・・・多分」

バナナよりりんごの方が好き。

「「それは聞いてねぇよ」」

「え、」



「なに騒いでんだお前ら・・・」


「あ、おはよー。」

「あ、迷子先輩っ!」

間違えた。

「藍川か。迷子だったのはお前だ俺じゃねぇぞ。変な名前つけんな。」

「迷子先輩って笑」

「迷子っ笑」

クスクス笑う2人に鉄槌をくらわす、瓜生先輩。


「コイツと知り合いなんすか?」

「おー。まぁな。んでどうした?」

「あの時のお礼です!ありがとうございましたっ」


お礼にクッキーを渡す。

「お、おー。さんきゅ。貰っとく。もう大丈夫なのか?足」

「はい!」

「ここに来るまでに誰かに絡まれなかったか?まぁ、大丈夫だと思うけどよ」

「え、はいなんとか。」

「そっすよねーあの藍川様だものー」

あの?

「あ、もう帰らないと!失礼します!」




オレはチャイムの音を聞いてお辞儀をして退散した。


「ちまちましててかわいーな」

「そっすねちまちま」



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