俺は今、
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パタン とドアの閉まる音と共に、俺は地面へとへたれこんだ。
俺は今 どんな顔をしているのだろうか
俺は今 どんな気持ちなんだろうか
俺は今 どうすればいいのだろうか
全てが交錯して、自分でもよくわからない。
ただ2つ、分かることは
俺はあの少年の事が好きだという事と
その少年も 自分のことを好きだと言ってくれた事だ。
「……俺が言うつもりだったんだがなぁ、」
ふは、と照れるように笑う
俺は今 どんな顔をしているのだろう
「……………俺も、大好きだ」
きっと
世界一の間抜けヅラをかましてんだろう。
end