あらすじ
仮想19世紀末
ロンドンにそびえ立つ【黒の教団】本部に
一人の少女が息を荒らして駆け込んできた。
少女は
【姉を助けて下さい】
と言い残し、意識を手放した。
同じ頃、少女の姉と思われる少女が
ふくよかなスーツ姿の男に告げられた。
【貴女は15番目、私たちノアの家族となるものなのでス♪】
そう告げられた少女は記憶を消され
男に言われるがまま、【ノアの一族】となった。
少女は【鳥籠の君】と言われた。
そのまた同じ頃、一組の双子が
【僕らは双子、双子のノア―…】
と同時に呟いた。
そのまたまた同じ頃、3人のエクソシストがこう呟いた。
【…千年の時が…今、動いた…】
18XX年12月13日
その日は13日の金曜日だった。
これが事件の始まりである。
重なる【偶然】
それとも【必然】なのか
それは【千年の時】が知っていた―…