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バイト先の上司二人(男女)(しかも付き合ってる)と、バイト先の友人(同い年の女子)と、何故かシェフの5人で焼き肉屋にいきました。
この時点でメンバーが濃すぎて嫌な予感はしてたんだ。
というか私と友人からしてみれば始めは上司の一人(男)がご飯をおごってくれるという話になったので行こうかという話だったのに、なんか普通にもう一人の上司とシェフまで行くことになったのが誤算過ぎた。
まぁ、ご飯食べる位いいか。おごってくれるんだし文句は言えない。
と、まぁ、あつきにしては素直に割り切ろうとしたんです。
シェフ
「(メニュー表を指差して)ここからここまで(6品)それぞれ5人前で」
私・友人・上司
「Σ(°Д°)!?」
なにそれ意味不明なんですけど…。
上司たちが「まただよ…」みたいな顔した瞬間死亡フラグだと確信しました。
それだけならまだしも他にも色々頼んでいやいやこれ食えねぇよ!と思いつつも反論しきれなかった。
だってシェフに逆らえるわけないじゃん…。たかが配膳スタッフがキッチン取り仕切ってる料理長に意見できるわけねぇじゃん…。
どうやらそのシェフとご飯に行くと有り得ないくらい物を食べさせられるらしい。と、後で聞きました。どうせならもっと早く言ってほしかった。
注文されたお肉が順番に運ばれてくるんですけど、焼くと言うより肉を一面にしきつめて炒めるって感じでした。おいこら料理長なにしてんだ。
シェフ
「ほらあつき(実際は名字)ちゃんこれ焼けたぞ」
と、皿にぽいぽい投げ込まれる肉。しかし一向に減っていかない肉。それどころかどんどんテーブルに増えていく肉。
私
「誰だよ肉食べたいとか言った奴…(小声)」
友達
「……ごめん(小声)」
私は食べるの早いけど満腹になるのも早く、すでに1皿が空になった時点で限界点を突破してしまいました。しかしそれでも自分の皿に投げ込まれていく肉。確かに美味い。けど気持ち悪い。この脂身がとても憎い。
私はタンが食べられないのでタンゾーン(2皿)(10人前)は4人にお任せしました。すんません。
他にもユッケやら野菜やらスープやらビビンバやら…。テーブルから料理が減らねぇ減らねぇ。
友達
「ねぇ…まだなんかシェフがお肉やいてんだけど…。しかもでかいんだけど…」
私
「違うよあれはきっと幻覚なんだよ。肉食べ過ぎて幻覚見えてんだよ…」
最後の方は友達と瀕死の状態でした。それでも友達は私より食べてるからすごい。というか上司たち凄い。男の上司とか超細いのになんでそんな入るのかと思った。そして頼んだシェフが全く食ってないってどういうことなの。
上司(女)
「今日はまだ軽い方だよ」
私・友達
「(´・ω・`)(ないわー……)」
ほんとはこんなもんじゃなくて色々衝撃的なこととか発言とかいっぱいあったんですけど忘れた。肉の衝撃が強すぎた。まじもうむり。肉いや。
上司(男)
「あつき(名字)が泣きそうな顔してるんですけどw」
上司(女)
「ちょっとシェフ、初焼肉屋なのにトラウマ植えつけちゃったじゃないですかwww」
シェフ
「なに言ってんの。人間は腹18分目くらいまで入るんだからまだいける」
そして放りこまれる肉。
もう…二度とこの人らとご飯なんか食べに行かない…。