遅れエイプリルフール劇場版予告





平穏な時が流れる魔導士ギルド妖精の尻尾。最強チームであるナツ達も仕事をいれずに、各自ギルド内で休日を満喫していた。
そこに評議員の強行検束部隊がやってくる。目的は、ナツ・ドラグニルの逮捕。騒然とするギルド内に罪状が告げられた。
「街の壊滅および一般人の大量虐殺」
犯人は炎の滅竜魔導士で、目撃情報も出ていて言い逃れは不可能。死刑がほぼ確定していた。
身に覚えがないとナツが反論しても評議員が耳を貸すはずもない。マスターであるマカロフは不当な逮捕からナツを守るべく、ハッピーにナツを連れて逃げるようにと告げた。
ナツは逃亡し、罪人逃亡を加担したとして評議員に連行されるマカロフ。
ナツは疑いを晴らすべく、偽物を探しはじめる。それと同時に、エルザ・グレイ・ルーシィも、ナツと同様に偽物を探すべく動き始めていた。
そして、彼らが向かった先では、強敵が待ち構えていたのだ。

「私と同じ、精霊魔道士」

ルーシィは自分と同様に精霊を扱う魔導士と対面。

「とことんパクリ好きだな。ムナクソ悪ぃんだよ!!」

グレイの前に現れたのは、かつてウルの弟子だったと告げる氷の魔導士。

「私と同じ換装を使うのか」

エルザの過去を知る謎の魔導士。
三人が戦い始める中、ナツも敵と対峙していた。

「来たな、旧世代。炎の滅竜魔導士ナツ・ドラグニル」

「お前が俺のニセモノかァ!!」

炎を纏った拳で殴りかかるナツだったが、それは簡単にいなされてしまい、逆に敵の拳をくらってしまう。その拳はナツ同様に炎を纏っていた。

「俺は炎の滅竜魔導士。新世代のな」

風に揺れる赤黒い髪は、血で染められたようで不気味だった。
敵の言葉に驚愕するナツに、敵は両手の拳を炎で纏った。

「俺が偽物?どっちが偽物か……戦えば分かる」

「はッ!分かりやすくていいな、燃えてきたぞ!」

ナツも拳を炎で纏い、敵を睨みつける。

「跡形もなく消し去れ、旧世代!」

「消し炭にしてやるよ、ニセモノ野郎!」

互いに地を蹴り、拳が交わる。
生き残るのは、新世代か旧世代か。今まさに、戦いの火蓋が切られる。

劇場版FAIRYTAILもう一人の火竜(サラマンダー)


20100416

いつか小説書きたい



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