小ネタ 日記ログ | ナノ
※日記でちょこちょこ書いてたネタのログです。
小ネタ以上に粗いネタ
CPごちゃまぜ







*イタサス


夜十一時を回った頃、一定のリズムを保つ階段を上る音が聞こえ始める。サスケは暗闇の中弄っていた携帯を音が立たないようにゆっくり閉め、枕元へと無造作に置く。そして布団にすっぽり納まった己の身を反転させ、わざと布団からはみ出ては、身体を冷たい空気に触れさせた。少し肌寒くはあるが、それもつかの間のことなので我慢出来る。足音が部屋との距離を縮めていくのが分かり、サスケはそっと瞼を降ろし、不自然でないように小さな寝息をたて始めた。そうこうしている内に部屋の戸が遠慮がちにがちゃりと小さな音を立て開いた。廊下の明かりも消されているのか、開いた扉の隙間から光がもれてくることはない。目を開けたい衝動にかられながらも、サスケはあくまで寝た振りを決め込んだ。そんなサスケをよそに扉を開けた本人は忍び足でサスケの眠るベッドへと近付くと、ふ、と声にならない息を漏らし笑った。
「また布団からはみ出て…」
呆れを含んだようにも聞こえるその声は優しく、サスケに安堵をもたらした。そして声の主は布団へそっと手をかけ、丁寧にサスケの上へと被せた。つい先まで入っていた布団は温度を失っておらず若干冷えたサスケの身体を温めた。
「おやすみ」
聞き慣れた低音と大きな優しい手に頭を撫でられれば、心地好く途端にサスケを膨大な眠気が襲いかかった。うとうとと意識が朦朧としてきて、サスケは心許せる人の傍で眠りについた。





*水サスで苛立つ会話


「サスケー何で出てきてくんないのー」
「うっせぇ、死ね!」
「酷っ!…何怒ってんのさ、僕何かした?」
「してねぇよ」
「じゃあ何で部屋に閉じこもってんの?」
「……出たくねぇんだよ」
「だから何で?」
「……」
「今日は一緒に出掛けようって約束したじゃんか。僕すっごく楽しみにしてたのにさぁ」
「……って」
「え?」
「俺だってすげぇ楽しみにしてたっつーの!でも!でも……―うぅ…」
「っ…サスケ。本当にどうしたんだい?」
「言えない!今日は顔あわせたくねぇんだよ!いいからどっか行け」
「……………あーあサスケに嫌われちゃった。僕に愛想つかしちゃったんだね。それならそうと言っt…」
「違う!!違う…違くて…」
「………サスケ、話してくれなきゃ分からないよ?」
「……ニキビ」
「ん?」
「に、…っ…ニキビ出来たから!…見られたくなくて…」
「サスケ………(きゅぅううううん)そんなの僕が気にするわけn(強制終了ー)





*一人で遊びに行った仔サスケを迎えにきたイタチ


「サスケ」
「あ、兄さん!おそいよ!(ぎゅっ)」
「悪い、アカデミーが少し長引いてな。それよりサスケ薄着すぎやしないか?(サスケに上着かけ)」
「うん!」
「………。最近急に気温が下がってきたんだ、そんな恰好だと風邪ひくぞ?」
「だったら兄さんが早くむかえにきてくれればいいじゃん(ニッ)」
「……サスケ」
「俺にかぜ引いてほしくなかったら、はやくむかえにきてね!」
「………」

なにこの可愛い生き物





*四人組で分かりやすい会話文
※ひどいキャラ崩壊


ナル「あーもう最悪これ見て」
キバ「何だ、おもむろに携帯を懐から取り出し見せてくるなんて。…あっ!お前の携帯ストラップ、紐だけで紐から下の本体がなくなっているじゃねぇか」
ナル「ああ。俺の携帯ストラップ、紐だけで紐から下の本体がなくなっているんだ」
サス「何お前等その喋り方…」
キバ「そんなにがっくり肩を落として、落胆した様子がハッキリ見えるぜ。」
キバ「お前のストラップといえば、あのラーメンストラップか」
ナル「ああ、あのラーメンストラップだ」
キバ「あのラーメンストラップ大事にしてたもんな…ドンマイ…」
ナル「何だよ優しく背中をポンポン叩いてくれやがって。チキショー嬉しいってばよ」
サス「だから何、その喋り方。うぜぇんだけど。ものっそいうぜぇんだけど。」
シカ「大丈夫その内見つかんだろ…と、ぶっちゃけ本音はどうでもいいけど、空見るの飽きたから何気暇つぶしに言ってみる」
サス「シカマルお前もか!!なにそれ流行ってんの!?そのうぜぇ説明口調流行ってんの!?」
ナル「皆の気遣う気持ちが胸に染みるってばよ、と流れてもいない涙を手で拭う俺健気。…ところでサスケうざい件」
サス「んだとゴルァ!つーかシカマルは面倒くさがってんだろ!気遣ってないだろ!」
キバ「サスケの大声で最初は我慢していた近隣の方々がいよいよキレて、サスケに殴り掛かって…くるといいのにな」
シカ「声色は明るいがキバの目が笑ってない。マジの目だ。本気と書いてマジと読むやつだ」
サス「…………泣いていい?」
(強制終了)