小ネタ 原形 のコピー | ナノ
最近某ゲームにハマり中のサスケ君と兄貴

*サスケキャラ崩壊





サスケ君とイタチ君

コントローラーを握りしめる弟は、テレビとの距離をある程度とって、画面に釘付けだ。

サスケは最近ハマりだしたのかこのゲームばかりやっている。どちらかというとゲームをするより見る方が好きな俺はこうして時々サスケの部屋に入っては、弟のゲームの様子を伺う。


「お、こいつ体力増えてるな。また大分レベルあげたのか?」
「ああ」


素っ気ない態度には慣れっこだ。ゲームに集中しているサスケは、少し冷たい。それでも何事にも真剣に取り組む弟をほほえましくも思う。


が――――…………


「いってぇ!」


急に声を荒げたサスケに、画面を見れば体力が少しへっていた。ああ、攻撃されたのかと納得しているとサスケがチッ、と舌打ちをした。


「むかつく!この俺に攻撃するなんざ、モブのくせに良い度胸だ。テメェなんか苦しむ暇なく一瞬であの世送りにしてやるぜ」


そう言ったサスケはHa!と声を上げて、○ボタンを押した。途端必殺技らしきものが発動され、みるみる内に敵が倒されていく。あーと見ていると、サスケはあの世で詫びろ!とけらけら笑った。



そのあとも、途絶えることなく

「くっそ、待ちやがれ!」
「おい、小十○がついて来てねぇじゃねぇか」
「いでっいでっまじ痛い!死ぬ死ぬ死ぬ!まじで死ぬから!うわ!」
「何人足りとも逃がさねぇぜ!おら!逃げんな!」
「癖になるなよ?」
「まじ良い乳だな」
「Year―!」

だのと画面に向かって叫んでいた。


そう、ゲームをするサスケはいつもの無口な彼と違って、饒舌になる。大変気持ち悪い。

それでもどうしてもまた見たくなる。
まるで、中毒。



そんな、とある晴れた日の昼下がり。





「小十○と結婚してぇ」
「ヤクザは止めとけ」


―PS

私がゲームするとヤバイです
すごい独り言いいます
友達に、怖って言われました
だってしょうがないじゃん!言いたくなんじゃん!

ちなみにお分かりでしょうが、ゲームはBSRです