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※毎日欠かさず行ってます。と同じ設定
サスケ喋らない。だって0歳
すごーく短い
×より凄く+














「貴方の弟よ」


そう言って笑った母の顔は、優しく逞しく美しいものだった。






母の腕に抱かれ、すやすやと眠る幼児の名はサスケという。
つい先日生まれたばかりの髪もろくに生えていない小さな命。
家族に見守られ安心しきって眠る様子は何とも愛らしかった。


初めまして、やっと会えたな


ナルトは声にはださず、心の中でそっと囁いた。
それが聞こえたはずはないのに、サスケはん、と小さく声を上げた。
それにびっくりして、でもすごく嬉しくて、ナルトは柔らかい髪をそっと撫でた。

すると母が嬉しそうに微笑んで「仲良くしてあげてね、ナルト」と言った。次いで父が「男の子だから、いつか三人でキャッチボールしような」とナルトの頭を撫でた。

そこで、またサスケがん、と小さく声をあげるもんだから、こいつ絶対分かってるな。とナルトはくすりと微笑んだ。





これからよろしく





また声には出さず囁いた。
サスケはん、と答える代わりに、ぱちっと目覚まし、にこっと笑った。





Nice to meet you!








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