副会長と生徒会室に入ると、すでに会長と頼が仕事をしていた。


「あ、いおっ!副会長も、おはよう」

「おはようございます、荻野」

「おはよぉ、頼。今日は早いねぇ?」


俺と副会長は頼に挨拶をすると、それぞれ自分たちの席に向かった。
机の上にある書類の多くは、一週間後に控えた宿泊行事のものばかり。


「・・・めんどくさぁい」

「めんどくさいのはみんな一緒だから頑張って」

「、はぁい」


やっぱり副会長がいると場の空気が引き締まる。
俺は始まって数分もせずやる気をなくしてしまったが、副会長に言われてもう一度パソコンに向かい合った。



 


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