「伊織」

「・・・あ、ふくかいちょー。どうしたのぉ?」


アイと別れて生徒会室に向かっていると、後ろから副会長に声をかけられた。
副会長はあの一緒にお昼を食べた日からなぜか俺のこと名前で呼んでるんだよねぇ


「・・・最近、会長の親衛隊から制裁を受けてるというのは、」

「んー?あんなの嘘だよぉ。俺が制裁なんて受けるわけないでしょー?」


どうやら俺が制裁を受けているという噂は多くの生徒の耳に届いているらしい。

心配そうに聞いてきた副会長にへらりと笑みを付けてそう言うと、副会長は信じたのか安心したように息をはいた。



 


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