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「うわあ、・・・今日も熱烈だわぁ」
学校に登校して靴箱を開けると、中にはたくさんの紙と生ゴミが入っていた。
「・・・伊織、また?」
「あー・・・みたいだねぇ」
最近、俺のこれは日常茶飯事なのだ。
アイは俺の靴箱の様子を見て眉間にシワを寄せている。
あーあ、可愛い顔が台無しだよー
「ねぇ、僕が手出しちゃダメなの」
「アイちゃんが辛い思いすることないよぉ」
「・・・でもっ!」
「大丈夫だからねぇ?」
これをした犯人の目星はついている。会長の親衛隊だ。
どうやら俺が会長を振ってしまったということで刺激してしまったのを、マリモの間違った解釈で追い討ちをかけてしまったらしい。
「せめて、荒木に」
「だめ。絶対、狼には言わないでよ」
「・・・伊織のばかっ」
アイに心配かけているのをわかるが、アイがこれ以上俺のために辛い思いをする
必要はないのだ。
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