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「榎並」
「んぐ、・・・あ、ふくかいちょー。それにかいちょーも。どうしたのぉ?」
なんとかアイからのお説教をまのがれていつものメンバーご飯を食べていると、俺たちの座っている席に副会長と会長がやって来た。
どうりで周りがうるさかったはずだ。二人がセットでいるのなんて久しぶりだもんねぇ
「僕もご一緒してもよろしいですか?」
「へ?・・・えと、」
副会長からの問いかけに俺は即答することができず、隣にいる狼をチラリと見た。
「お前の好きにしていいぞ」
「わっ・・・と、なにすんのさぁ」
狼の機嫌が悪くなってしまうかと心配している俺の視線に気づいた狼は、俺を後ろから抱きしめてそう言った。
「へ?いいの?」
「おう」
「・・・狼がいいって言ってるからどうぞぉ」
って、なんで俺狼に確認とったんだろ?アイと蓮たちには聞いてないのに・・・ま、いいか。
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