「それで、なんの話なのー?」


俺はここに呼び出された理由を聞くために、嬉しそうにアイスを食べているアイにそう聞いた。


「ん、・・・ああ、なんか転入生が来るらしいよ」

「へえ、この時期にぃ?」

「うん。なんでも、理事長の親戚なんだとか」

「ふぅん」


転入生が来たところで、俺には全く関係のない話だ。
このときはどこか他人事のようにそう思っていた。






そして、翌朝、嵐はやって来た。



 


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