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みなさんこんちには。俺の名前は榎並 伊織(えなみ いおり)。
この学園の生徒会会計をしています。
しかも、自分で言うのもなんだが、俺はそこら辺の女より綺麗な顔をしているため、
親衛隊なんかがあるほどの人気っぷりです。
そんな俺は最近、学校1のイケメンと言われる会長と付き合うことになった。
つい、先日会長に告白されたのだ。
まあ、中等部からこんな野郎ばっかりのところに通っていたら偏見とかものの見事になくなるわけですよ。しかも、相手はイケメンの会長様なわけ。俺は即OKした。
「伊織」
「はぁい?なんですかぁ、かいちょー」
「二人っきりのときは名前で呼べ」
只今、俺は生徒会室で会長と二人っきりなわけですよ。
なのに、会長ったら俺様のくせに一向に手だしてこないんだよね。意外と奥手とか?
「どうしたの、臣?」
「コーヒー淹れろ」
「はいはぁい、」
俺が要望どおり会長のことを名前で呼ぶと、会長は俺にそう言った。俺はそれに素直に返事をして備え付けられている給湯室に向かった。
あ、ちなみに会長の名前は如月 臣(きさらぎ おみ)だよ。
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