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「たっだいまー」
「おかえりっ!あれっ?会長も戻ってきたのぉ?」
会長とともに生徒会室に入ると、頼が黒い笑顔で出迎えてくれた。
ほら、頼さーん。会長が固まっちゃってるからその黒いもの直そうねー
「・・・荻野、悪かった」
「うわっ、会長が謝ったぁ!?明日、雪降るんじゃないっ!?」
会長が深々と頭を下げて頼に謝ると、頼はそれが気味悪かったらしくそう騒ぎ出した。
「頼ぃ。かいちょーちゃんと反省してるんだよー?」
「わかってよぉ!でも、そう簡単には許せないからこれからの行動次第だよねぇ!」
俺が会長をフォローするようにそう言うと、頼はなんともまともっぽいことを言った。
「わかっている。本当に今まで悪かった」
頼の言葉を聞いた会長は一言そう言うと、会長の席に座って仕事を始めた。
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